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kintone(キントーン)対応できるエンジニアを探して。試してみた”副業人材”の活躍|iYell株式会社
今回は、「いえーる ダンドリ」事業部でシステム企画を担当する、サービスオペレーション責任者 初瀬弘一郎様にお話を伺いました。サイボウズの提供する基幹システムkintone(キントーン)の開発というピンポイントなお悩みを、どのように解決していったのか?
2023.02.08
2020.12.22
これまで他社の業務委託や副業社員を複数名採用してきた株式会社ピカイチ。2019年6月にシューマツワーカーを導入後、ようやく、一緒になって結果を追い求めてくれるWebマーケターとめぐり会い、見事「Amazonモール月間売上V字回復」に成功!
サービス導入による具体的な成果やメリットをはじめ、副業社員という新しい採用方法の第一印象からその後の変化について、代表取締役の佐々木 啓之氏にお話を伺いました。 
株式会社ピカイチ(本社:新潟県新潟市)では「お客様ひとりひとりへ笑顔を届ける」ことをミッションに掲げ、事業ブランド「ピカイチ」をはじめとする健康関連商品の製造・販売、ピカイチ公式ショッピングサイトの運営業務を行っています。
――シューマツワーカーを導入した背景を教えてください。
新規顧客獲得をメインで行っていたメンバーが退職したことがきっかけです。広告運用をはじめ、LPのコーディングや記事作成など、多岐に渡る業務を担当していたので、抜けた穴は正直かなり大きかったです。
広告運用に関しては広告代理店に依頼することも考えましたが、スピード感に欠けるし、コストもかかる。せめて、商品の指名検索の広告運用は社内で行いたいという思いもありました。
そこで、これを機に社内で運用できる体制を整えようと、運用を任せられる経験豊富でハイスキルなWebマーケターを探していたところ、当社の人事担当の後藤が、シューマツワーカーを提案してくれました。
広告代理店への手数料20%を削減できれば、シューマツワーカーにかかる費用を差し引いてもプラスになるし、メンバーとして稼働してもらえば社内にノウハウも溜まります。副業社員という未知なる人材のスピード感とコミット力に期待を込めて、試しに利用してみようということになったんです。
――実際に採用した副業社員(Yさん)の印象はどうでしたか?具体的な成果を教えてください。
Yさんに入っていただいて、本当によかったです。
彼が参加してくれた当初は、Amazonモールの売り上げは下降の一途をたどっていました。一番よかったときから月間売上が半分以上も下がってしまい、かなり厳しい状況でした。
それをYさんが食い止めて、さらにV字回復させしてくれました。現在は最盛期の60〜65%程度まで売り上げが回復し、顧客獲得単価(CPA)、広告効率もアップしています。また、Yさんがチームリーダーとして方向性を示し、状況に応じて的確な指示や間違いをきちんと指摘してくれることで、社員のスキルアップにもつながっています。
――シューマツワーカーを利用して良かったことは何ですか?
Yさんのような人材にめぐり会えたことです。 彼は経験が豊富で、マーケティングの本質や当社の思想を理解してくれています。何より、本業で培ったAmazonモールにおける経験と知見が圧倒的で、運用チームのメンバーを丁寧にリードしてくれています。今後はYahooや楽天のECモールについても、お任せしたいと考えています。
転職市場にはめったに出てこない優秀な人材とめぐり会えるのは、副業社員の大きな魅力です。また、この出会いをきっかけに、私たちの仲間になることだってあり得るわけですし。Yさんのような優秀な人材を、一般的な採用ルートで正社員雇用するのは難しいですからね。
――サービス導入への不安はありませんでしたか?
正直、ありました。
やはり“副業”ということで、責任感やスピード感、結果に対するコミット力については懐疑的でしたし、実際に利用してみて「やっぱりな」というのが第一印象でした。
他社の副業社員を複数名採用していた時期もありましたが、Yさん以外は全員、思うような結果を出せなかった。シューマツワーカーさんに最初にマッチングしていただいた方も、結果にこだわるという点では少し物足りなかったかもしれません。
――マーケティングの領域においては、目に見える結果が求められるので、難しい部分もありますよね。
そうですね。とくに当社の場合は、10年以上前から通信販売業務を手がけてきて、こうしたらCVRが上がるとか、既存のノウハウは一通り把握していて、全部やってきているわけです。
数字だけを追い求めるあまり、顧客をないがしろにするやり方は、マーケティングの本質ではないと思っています。セオリーも大切ですが、需要を創造するアイデアがないと、当社で成果を上げるのは難しいのだと思います。
ただしそれは、副業社員に非があったというわけではなく、プロジェクトのビジョンや、社会に対してどんな存在になるか、私たちの思想をきちんと伝え切れていなかったのは反省すべき点であり、今後の課題としても捉えています。 
――Yさんと出会う前に、シューマツワーカー担当者へはどのようなマッチングを依頼されたのでしょうか?
スピード感と当社や結果に対してどれだけコミットしてくれるかどうかですね。とくにECモールの売上悪化が深刻化していたので、その分野における知見とノウハウのある人材のマッチングをお願いしました。
Yさんのときは、実は他に有力な採用候補者がいて、会う前にお断りしようかと思っていたのですが、面接をしたら期待以上だったんです。人材マッチングって、スキルだけじゃなく相性や縁も大切なんだなとそのとき思いました。
――最後にサービス導入を迷っている方へメッセージをお願いいたします!
最初からすべてうまくいくことなんてありません。
当社も、副業という先入観にとらわれて、第一印象で見切りをつけていたら、今こうしてYさんと出会っていませんでした。
あきらめずにトライし続けたことで、マッチング精度がブラッシュアップされ、よりよい人材にめぐり会えたのではないかと思っています。
また、私たち自身がコミュニケーションの取り方やタスクの振り方など、副業社員に成果を出してもらうためのマネジメント力が少しずつ身に付いてきたことで、副業社員を上手に活用できるようになってきていると感じています。
シューマツワーカーさんにはいろいろな知見やスキルを持った優秀な人材がまだまだたくさんいますから、私たちに足りないものを明確にして、今後、もっと有効活用していきたいですね。
――本日は取材にご協力いただきまして、ありがとうございました!