-
初のプロダクトからグローバルをめざす「VOTE」開発で副業メンバーが活躍|株式会社blue様
初の自社プロダクトの開発について、エンジニアやデザイナーの働き方や報酬構造を是正するコミュニティとチーム作りの構想について、業務委託メンバーの多いチームでフルリモートワークでプロジェクト遂行していく秘訣についてなど、株式会社blue様に幅広くインタビュー。
2023.10.04
2019.07.18
株式会社ベルフェイスは、営業に特化したWeb会議ツール「bellFace」の開発・販売と、インサイドセールスのコンサルティング事業を展開しています。
企業ミッションとして掲げている「勘と根性の営業を、テクノロジーで進化させる」を実現するため、SaaSツール「bellFace」の機能開発、カスタマーサクセスに注力。900社(2019年1月時点)が導入し、1ヶ月あたり約32,000件の商談に利用されています。
現在急成長中のbellFaceは採用を強化しており、採用ページのリニューアルを担えるエンジニア獲得を急務としていました。そこでシューマツワーカーを利用し、短期間で条件に合致するエンジニアを獲得。圧倒的な成果が出ているようです。
今回、ベルフェイスさんがどのようにシューマツワーカーを活用し、副業社員の方とコミュニケーションを取っているのかをコーポレート事業部・西島悠蔵さんに伺いました。
Contents
――「シューマツワーカー」をどのような経緯で知って導入されたのでしょうか。
外部顧問の門脇から、「面白いサービスがあるよ」と紹介してもらったのがきっかけです。「優秀な人材に、副業で手伝ってもらえる」サービスと聞いて、とりあえず話を聞いてみることにしました。
――「副業」「リモートワーカー」についてどのような印象を持っていましたか?
コアメンバーは正社員で構成されていますが、業務委託の方も多いので、副業やリモートに対する不安はありませんでしたね。そもそも私自身も最初は業務委託で入って人事の立ち上げを担当しました。当時はまだ社員が10名ぐらいだったのですが、その時から正社員にこだわらない文化がありましたね。
――シューマツワーカー導入に至った経緯を教えてください。
そもそも、優秀な人は正社員で取りづらいという前提があります。加えて、採用をやっていて感じるのが人材の見極めの難しさ。数回面談しただけでは、お互い本当にマッチするのかはわからないですよね。なので、まず業務委託や副業で入っていただき、採用するという流れもありかなと。
あとは、当社の場合プロジェクト単位で動くことが多いのですが、当然プロジェクトごとに必要な人員は異なります。であれば正社員を採用するより、副業社員を採用するほうが合理的ですよね。
――実際に副業社員を採用した感想を教えてください。
2018年末に「WordPressエンジニア」を1名採用しました。正直、最初はあまり期待していなかったのですが、シューマツワーカーさんから紹介いただいた一人目の経歴がまさに理想的で驚きました。
シューマツワーカーさんの方でしっかり個人を見ていただいたうえで紹介していただけていたので、面談も安心して行えました。スピードもとても早くて、募集開始して1週間ほどで決まりました。1ヶ月はかかると思っていたので嬉しい誤算でしたね。
――副業社員にはどのような業務を任せていますか。
コーポレートサイトと採用ページを一気にリニューアルしようとしていたのですが、どうしても採用ページに手が回らない状態が続いていました。副業社員の方には弊社のデザイナーと組んでそこの対応をお願いしています。
実際、一緒に仕事をしていてすごくいいなと感じているのが、副業社員の方が能動的に提案してくれるところ。英語化をお願いしていたのですが、英語化する際のメリットやデメリットをきれいに整理してくれたり、予算も加味した複数案を提案してくれたり。業務委託という枠を超えた仕事ぶりで本当に助かっています。
おかげで、リニューアルの成果も順調に出ています。リニューアル前は月に8件ほどしか応募がなかったのですが、リニューアル後初月は、21人の応募が来ました。応募数が3倍近く増えたのは様々な要因がありますが、サイトリニューアルが大きいかなと。副業社員の方がいろいろ提案してくださったからこそだと思います。
――副業社員とはどのようにコミュニケーションを取っていますか。
基本的にSlackベースでコミュニケーションしていて、あとは月に1回オンラインで会話しています。
非常に細かくコミュニケーションをしてくれる方で、稼働していただいた日はその日のタスク・次回のタスクを送ってくれるんです。わざわざこちらから話を聞かなくていいので本当に助かっています。
今の所コミュニケーション齟齬は起きていないのですが、コツとしてはコミュニケーションの方法や頻度を業務開始前にしっかり話し合ってフィックスしておくことだと思います。
――今後、シューマツワーカーと副業社員と仕事していくうえで、期待していることを教えてください。
2つあります。1つは、比較的業務委託になれている企業やシューマツワーカー利用企業に対して、ニーズに応えるだけではなく、攻めの提案があるといいなと思います。例えば、「こういう人材がいるのですが、御社のこの部署に向いていると思いますよ」というような提案をしてくれたら、よりシューマツワーカーさんを頼りにできるなと。
2つ目は、逆にまだシューマツワーカーを利用されていない企業や、業務委託に慣れていない企業に対して、雇用形態を気にしない採用を啓蒙してほしいなと思います。働き方改革にも繋がっていきますし、シューマツワーカーさんが先導していただけると嬉しいですね。
(取材、文:水落絵理香、写真:海老根里実)