開発スピードが大幅に向上! 副業社員が細かな案件を次々と解消してくれた

恋人や家族、友達など「大切な人と過ごす時間」を写真に残せる、出張写真撮影サービス「Lovegraph(ラブグラフ)」は、2015年のリリース以降、累計15,000組のユーザーを撮影してきました。

Lovegraph[ラブグラフ]
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運営元の株式会社ラブグラフは、2019年2月に2億円の資金調達を実施、よりサービスをグロースさせるためのマーケティングやプラットフォーム強化に投資していくようです。

シューマツワーカーとは2017年7月に出会い、目下の課題だったエンジニア不足を解消するために導入。登録後2週間でエンジニア1名を採用し、開発スピードを大幅に改善できたようです。

今回、シューマツワーカー導入の経緯と実際使って良かった点を、代表取締役CEOの駒下純兵氏に伺いました。

本当に優秀な方は転職市場に流れてこない可能性が高い

ーーシューマツワーカーを導入した背景を教えてください。

IT領域で起業する人が増えるに伴って、エンジニアの需要も右肩上がりに増えています。ですが、大企業で待遇がいいところや、エンジニアにとって面白い技術を使っている会社でなければ、市場環境的に今エンジニアを採用するのは難しくなっていると感じます。

そういった状況の中でも、フルコミットではなく、副業ベースであれば、優秀な方にジョインしてもらえる可能性はありますよね。

あと、本当に優秀な方は転職市場に流れてこない可能性が高いですよね。そもそも今いる企業で優遇されてなかなか転職しないだろうし、転職する際も知り合いの伝手で決まるケースが多い。

当社もリファラル採用は推進しているんですが、どうしてもスピード感が足りない。

そのような状況下でシューマツワーカーを知って、当社の課題を解決できそうだと思い導入に至りました。

個人に直接副業を依頼することもできるんですが、間を取り持ってくれる存在があるのは安心感がありましたしね。シューマツワーカー側で稼働時間を管理してくれるので、本業が忙しいから副業に時間を避けなくなってしまい、結果会社の開発が遅れる、という状況が発生しにくい環境なのかなと思います。

――「副業」「リモートワーカー」についてどのような印象を持っていましたか?

正直、コミュニケーションまわりの不安感はありましたが、スピードを優先しました。

でも実際採用してみると、技術力はもちろんのこと、エンジニアだけに閉じず、ビジネスサイドともしっかりコミュニケーションを取ってくれる方でとても安心しました。

副業社員には、重要度は高いけど緊急度が低く、後回しになりやすい案件をお任せ

――実際に副業社員を採用した感想を教えてください。

採用開始して2週間で、3名面談し、1名採用できました。採用してからは副業の方でも働きやすい環境を構築しました。

――副業社員にはどのような業務を任せていますか?

基本的には、重要度は高いけど緊急度が低く、後回しになりやすい案件をお任せしていました。特に、社内オペレーションを理解しなくても作業が進めやすい業務を選ぶよう気をつけていましたね。

――副業社員を活用するコツやポイントがあれば教えてください。

情報をできるかぎり開示することですね。社内の状況をオープンにして、一緒に事業を作っているんだと感じてもらえるよう配慮しています。

――副業社員とはどのようにコミュニケーションを取っていますか?

原則リモートなので、チャットとオンラインMTGがベースになっています。あとは、定期的にエンジニア同士で食事する場を設けています。

毎日顔を合わせなくてもいいけど、やはり直接コミュニケーションする機会があった方がお互いやりやすいと思うんです。

蓄積できるナレッジが増えるというメリットも

――実際、どのような成果に結びついているのでしょうか。

まず、開発スピードが大幅に向上しました。社内エンジニアではまかないきれないような細かい案件をどんどん拾っていただけたので、スムーズに進めることができました。

 あと、蓄積できるナレッジが増えたことも良かったですね。副業の方の本業での実例やノウハウを共有してもらい、社内の運用に活用しています。

――最後に、シューマツワーカーを利用して1番良かったと感じる点を教えてください。

良い点は様々ありますが、1番は副業の方のタスク量が管理しやすいところですね。副業だと、本業との兼ね合いでどうしてもこなせる業務量に変動が出てしまいがちです。シューマツワーカーの場合は定量で約束されているので、タスクの見積もりが進めやすいんです。

副業の方とは普段顔を合わせることはなく、直接関わることはないので、タスクを厳密に管理するのは難しいんですよね。その役割を代わりに担ってくれるのはすごく助かりました。

――ありがとうございました!

(取材、文:水落絵理香、写真:海老根里実)

 

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