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カルチャーを大切にして2度目の起業。アーリーフェーズの採用活動の最適解とは?|フレンズ株式会社様
2021年創業のフレンズ株式会社様は、異文化コミュニケーションのビジネスツールのβローンチを経て、現在、正式ローンチ直前のフェーズです。今後の成長フェーズでは、どのような採用戦略を立てているのでしょうか?
2022.12.09
2024.09.17
企業名 | :クラウドサーカス株式会社 |
インタビュイー | :Webプロモーション事業部 アカウントソリューショングループ 滝口真紀子様 |
業種・業界 | :IT・マーケティング支援 |
従業員数 | :261名(社員216名、契約社員・スタッフ45名)※2024年3月末時点 |
副業人材の職種 | :広告運用 |
Contents
ー まずは事業について教えていただけますでしょうか。
クラウドサーカスは、多数のITツールをお客様にご提供すると同時に、そのITツールを活用したデジタルマーケティングを支援しています。これまで5万5千社に導入された実績があり、11の多種多様なツールを展開しています。
私たちのいるWebプロモーション事業部は、CMSである「BlueMonkey(ブルーモンキー)」というツールを提供しています。CMSとは、お客様がご自身で容易に更新できるサイト制作のためのツールです。サイト周りの運用面やコンテンツ制作などもお手伝いしています。
「BlueMonkey(ブルーモンキー)」 https://bluemonkey.jp/
私はWebプロモーション事業部 アカウントソリューショングループ アドオペレーション課に所属していて、顧客の広告運用を主に行っています。ここではGoogle広告、Yahoo広告、Facebook広告、Instagram広告など複数の媒体の広告運用をお任せいただいています。
このチームでは、累積500アカウントの運用実績があり、同時に多数のアカウント管理を行います。頻繁に構成が変わるわけではないため、設定が完了する更新もそれほどないのですが、とはいえ正社員2名・業務委託メンバー1名の実質3名で回しているので、なかなか大変です。私たちが担当するのは設定や運用なので、しっかりと運用が回るよう、ポイントを抑えて管理を進めます。
ー シューマツワーカーにお声がけいただいた経緯をお伺いできますか?
シューマツワーカーに相談したのは前任者なのですが、他の部署でシューマツワーカーから副業メンバーを紹介いただいたことがあり、それがうまくいっていたのが理由と聞いています。一方で、その前には正社員での採用を検討して、実際に採用活動を進めていたそうです。しかし、経験もあって即戦力となるような人材の採用は難しく、なかなかうまくいきませんでした。
そこで、転職活動をしていなくても、スキルがある方に副業として入っていただく体制作りに切り替えて、シューマツワーカーに相談したそうです。
ー 滝口様ご自身が広告運用事業に配属になった際、シューマツワーカーの副業メンバーがすでに入っていたということなんですね。
副業メンバーにはかなり柔軟に対応してもらいました。前任者の退職のあと、別領域で業務を行っていた社員の私たちがチームに入っても、ほとんどトラブルなく進められたんです。始めるにあたっても、フローの整備まで、すでにできていました。
ー 一緒に働かれてみて、副業メンバーのどのような点を評価しておられますか?
実際に本業で同じような広告運用業務をしている方なので、最新の情報をしっかりともち、それを副業である私たちのチームの仕事にも、適切に助言してくれるという点です。常にアップデートされた情報をベースに判断・助言をしてくれるので信頼できます。
社内からの様々な依頼対応をお任せできるのもありがたいです。
CS(カスタマーサクセス)担当者からの細かな依頼や質問に対して、適切に回答してくれ、それが私たちのスキルアップにもつながっていると感じます。CSメンバーは直近でメンバーの入れ替わりがあったことから、以前と同じ質問がでたり、情報共有が必要になるということも増えてしまったのですが、それに対しても丁寧にお答えいただいて、人柄としても素晴らしいと思っています。
普段のコミュニケーションは、基本的にはSlackでやりとりしつつ、大きな社内の動きがある際には、オンラインでショートミーティングして状況を共有しています。稼働は月に30~
40時間程度お願いしていて、最近では増やしてもらっています。
ー 実際に副業メンバーが入って、どのような成果がありましたか?
安定的な広告運用ができているのが最大の成果です。
社内でのリソース確保が課題だったので、シューマツワーカーの副業メンバーが入ってくれたことでしっかりした体制ができて、非常によかったです。
副業メンバーのスキルが高いことも素晴らしいです。これまではCSなどの依頼者からの依頼を、そのまま対応してきたのですが、副業メンバーの業務範囲を拡大してもらい、今後は広告運用に関するアドバイスもいただけるように、お願いしています。
アドバイスの部分はまだ始めたばかりなので、定量的な成果までは出てきていません。ですが、感覚としてはそれによって、アカウントの広告運用の状態が改善してきていると感じています。社内から「もっとアドバイスが欲しい」という評判も高まっていて、CS(カスタマーサクセス)担当者による広告運用側への依頼の内容も変わってきました。
ー シューマツワーカーの副業人材で良かったことはありますか?
人材が流動的な業界なので、専門的な知識を持った方に、すぐに来てもらえるのは非常に良いと思っています。
今日は広告運用業務をメインにお話ししていますが、そのほかでも営業、Web制作なども採用の難易度が高い職種は多いです。そのようなチームでも、副業メンバーに入ってもらい助けられています。
採用活動に関しては、正社員採用においては「広告運用」などのピンポイントのスキルだけでなく、Webマーケティング全体の様々な業務への対応力や事業理解など求めることが広がってしまうことで、より難易度が上がってしまうのだと思います。ですが、正社員採用の重要性やリスクを考えるとそこはなかなか基準を下げることはできません。
その辺りもシューマツワーカーから紹介してもらう副業メンバーは、スキルが高く、ピンポイントに対応してもらえて、一定のリソースをかけてもらえることで、課題をしっかりと解決してくれるんです。また、人材の流動性が高いタイミングには、社内にナレッジがたまりにくいという課題も生じますが、長期的に働いてくれる副業メンバーがいることで、そうした課題も解決してくれます。
ー シューマツワーカーはどういう会社におすすめできそうでしょうか?
社内のリソースが限られていて、すぐに人材を採用できずに困っている企業にはおすすめです。専門的な知識を持っている方がすぐに来てくれるというのは、メリットがとても大きいです。
広告運用とは別部隊ですが、Web制作のチームにいた頃も、副業メンバーには助けられました。土日に稼働してくれる方も多いので、平日に稼働する正社員メンバーと並列して作業を進めることが可能になり、納期の短縮にもつながりました。そういった時間の使い方もうまく活用しながら、副業メンバーの方の力を借りることにメリットを感じています。