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大手ブランドの最先端UGCマーケティングを支えるスタートアップの組織と採用課題とは|株式会社visumo様
ユーザのSNS投稿をデジタルマーケティングに活用できるツールをご提供されている株式会社visumo様。エンジニアやデザイナーといった専門人材の採用に苦労する中、シューマツワーカーの副業デザイナーに注目。実際に稼働してみて感じたことや、副業人材のメリットをお伺いしました。
2023.07.05
2025.09.03
会社名 | 株式会社システムシェアード |
事業内容 | エンジニア向け研修の開発・運営(東京ITスクールなど) |
業界・業種 | IT・教育事業 |
従業員数 | 748名(単体342名) |
業務委託の職種 | SEO、Google広告運用、セミナー企画運営、事業立ち上げ |
インタビュイー | 執行役員 田窪建太様 |
エンジニア向け研修の最大手である株式会社システムシェアード様。IT教育・研修事業を中心に多彩な事業を展開しているシステムシェアード様では、現在、新たにメディア事業を手がけられています。
今回は、執行役員の田窪様に、この新たな事業を中心にマーケティングや事業立ち上げなど、シューマツワーカー経由で参画した副業メンバーが活躍している様子をインタビューしました。前編では、社内に知見がない場合の解決策としての副業人材の活用について(前編の記事はこちら https://shuuumatu-worker.jp/journal/interview/system-shared01/)、後編では具体的な業務やアサインの方法など伺いましたので、ぜひご覧ください!
Contents
ー ここからは、具体的に副業メンバーがどういった仕事をして、どんな成果を上げているか、教えてください。シューマツワーカーから入っている副業メンバーは4名ですね。
はい、シューマツワーカーさんから入ってもらっている副業メンバーは4名で、ほとんどマーケティング領域で活躍しています。
1人目は、教育事業のWebディレクション全般を担当いただいているWEBディレクターさんです。
もともと当社はマーケティングの基盤が弱く、どちらかというと営業の強い社風があります。広告事業をスタートした際にマーケティング人材を募集したのですが、同時に教育事業のマーケティングを強化したいと考えました。
当社はエンジニアや非エンジニア向けのIT研修を提供しています。研修のニーズがあるお客様が、Webから流入してくれる仕組みを作りたく、この副業メンバーさんは、Webサイトの改善やSEO改善を担当してくれています。
成果としては、Webからの流入の仕組みができ、実際に集客数が増加し、事業に大きく貢献してくれています。今では「社員より社員じゃない?」というくらい、チームに馴染んでいる方です。前編でお話ししたペルソナに沿って言うと、「コミュニケーション力」が重要なポジションでしたが、この方は高いコミュニケーション力で社内メンバーとのやりとりを進めてくれます。
ー 2人目の方は何をされていますか?
2人目は、セミナー企画を担当してくれている副業マーケターです。当社では、Webからの流入が増えたあと、そこからコンバージョンに向けてナーチャリングしていく施策としてセミナーを開催しています。このセミナー企画には、ある程度の専門的な知識などが必要で、当時は私だけがやれる業務になっていました。
ですが、私自身もやることが多くて、セミナー企画に手が回らないタイミングも出てきて。その部分をプロとしてやっていただける方がいないかということで、シューマツワーカーで探してもらいました。
成果としては、すでに2ヶ月程度で6~7本のセミナーを企画・運営してもらっています。これまでは3時間くらいの長時間のセミナーを開催していたのですが、30分くらいでクイックに受けられるような新たな形式を試しまして、それが好評です。
私がセミナー関係に費やしていたリソースも、かなり削減できました。これまでセミナーに使っていた工数を他の業務にあてられるので、他の業務を推進でき、助かっています。
ー 3人目の副業メンバーは、途中でアサインを変えられたのですね。
はい、最初に担当してもらった業務ではうまくいかず、今は事業立ち上げを担当してもらっています。小さく事業を立ち上げ、トライアルを繰り返して成長させていくというフェーズで力を発揮してもらっています。
具体的には、新メディアの立ち上げのディレクションをお任せしました。もともとメガベンチャー出身で、様々な事業展開のノウハウをシェアしてくれたり、持っているネットワークを活かして事業成長に貢献してくれます。
ー 副業メンバーのアサインを変えるという意思決定は、どのようにされましたか?
大前提として、業務委託の方でも社員でも「楽しく働いてもらいたい!」と考えています。そこに雇用形態の違いは関係ないんです。
また、アサインについても、せっかく優秀な方に入ってもらいますし「その人ならでは」の良さを生かしたアサインをしたいということをいつも考えています。
例えば副業メンバーならば、「本業でこれまでやっていたこと」をそのままお願いすればうまくいくのはわかっています。ですが、それだけで終わるのではなくて「これからやっていきたいこと」をご本人と話すんです。そうすることで、それに関することもアサインでき、高い意欲で働き続けてもらうことができます。それが成果に繋がることも多いんです。
3人目の副業メンバーが最初のアサインでうまくいかなかった際にも、こちらの領域はどうか、というふうにお願いしてみたところ、ピタッと適性にはまり、成果が上がってよかったです!
ー 4人目の副業メンバーはどんな仕事をしていますか。
4人目の方は、広告運用のエキスパートです。Google広告の専門性が高く、実際に成果も上がっています。
なんと、売上にして数千万円、累計すると年間で億単位の改善が実現しています!
この方には、最初は弊社の担当者が運用している広告の成果を見ながら改善してもらっていましたが、今ではメディアを1つ担当してもらっています。
担当してもらったメディアというのが、当時はかなり状態が悪く、収益が上がりにくくなっていました。もう難しいかと思っていたのですが、見事に立て直してもらい、現在では収益が上がるようになりました! おかげで広告事業の立ち上げがうまくいきました。
ー すごい成果ですね!
ー 副業人材を活用するメリットはなんでしょうか?
仕事によっては、160時間(月間労働時間)はいらない業務というのもありますよね。そういった業務をお願いするにあたって、副業人材という「最初からスキルや知見のある人」にお願いできるのは大きな利点だと考えています。
また、自社にナレッジやスキルがない場合。その領域をプロフェッショナルにお願いできるのは、月間40時間でも、貴重な戦力になります!40時間あれば結構いろいろできますしね。
また、別の観点では、副業人材は「他社で活躍している」というのが大きな意味があります。例えば広告事業で強い会社として、A社、B社がいるとして、そのレベルまで自社の経験値や実績を上げていくのは、すぐには難しいことです。
でも、少なくとも「今やっていること」が現時点で正しいのかどうかは確かめたい。そんなときに、副業人材としてA社・B社で働いている方に入ってもらい、意見をもらったり、チームに入ってもらうことができます。
シューマツワーカーでは契約も柔軟に仲介してくれるので、最初は40時間でスタートしつつ、成果が上がった際にはそれを80時間、100時間と増やせないかなどの相談もできますよね。そうして成果を上げてチームをつくっていき、やがてA社、B社に近づくような体制をつくっていけるような可能性が、副業人材の活用にはあると思います!
ー シューマツワーカーでよかったことはありましたか?
他の人材エージェントと比べて・・・シューマツワーカーはとても丁寧です!
ちゃんとカスタマーサクセスのチームがあり、担当者のレベルがみんな高く、こちらがしっかりとした情報を提供できさえすれば、しっかりした人材を紹介してくれます。
シューマツワーカーの担当者に関しては、私がやりとりしている間にも、何人か担当者が交代しているんです。それでもみんなレベルが高い。事業を理解して、ニーズをつかんで適した人材を探してくれる。
そして、早い! やりとりが早くて対応が迅速なのも、良いところです。
また、登録人材にちゃんと良い方がいる、というのは大きな強みではないでしょうか。シューマツワーカーに頼めばだいたいの分野で優秀な人材がいるという実感があるんですよね。
金額の体系も明瞭で、他社サービスと比べて安価な設定だと思います。
あとは同じスタートアップとして、シューマツワーカーさんは同じ感覚で仕事に向き合っている感じもします。Slackにも入ってもらっているからか、「一緒に仕事を進めている」といった感覚があるのはシューマツワーカーさんならではですね。
ー ありがとうございました。