-
業務委託・フリーランスなど外部パートナーに裁量を渡すために、企業側が工夫できることとは?|オリジナルラボ株式会社様
オリジナルプリント事業及び新規事業立ち上げのインキュベーション事業を展開する、オリジナルラボ株式会社様。今回は、少人数組織ながら多くのオリジナルアイテム販売サイトを開発・運営している新興事業部の脇田様・清水様にお話を伺いました。
2022.12.06
2024.07.26
企業名 | チョイスジャパン株式会社様 |
インタビューに答えてくださった方 | 代表代表取締役 岡本昭宏 様 |
業種・業界 | EC事業 |
従業員数 | 15名 |
副業人材の職種 | ECマーケター (ecforceの設定・運用、EC事業のマーケティング支援) |
Contents
ー まずは事業について教えていただけますでしょうか。
「しあわせ家族生活」という総合ECショップの運営をしています。一つ一つ、自分たちが商品の設計やデザインまで手がけています。組織としては、会社全体では15名、EC事業に携わっているのは9名程度です。EC経験者が不在ながら、EC事業を続けて5年になります。
ー 事業の中で課題だったことはありますか?
EC経験者がいない中でEC事業を行ってきたので、今振り返ると反省することがたくさんあります。何か起きてしまってから「こうしておけばよかった」と分かったり、いくつかの選択肢の中から選んだ方法が「自社に合わないものだった」と後から気づいたり。特に、シューマツワーカーへの副業メンバーの依頼の件につながるのですが、ECサイトの「カートシステム」に関しては、二転三転したんです。
なかなか自社に合うシステムを導入できなかった中で、今回、EC/D2C向けSaaS「ecforce」を導入することに決めたんです。昨年末のリリースに向けて、導入支援コンサルティング企業とともに進めていきました。コーディングなどの開発部分も含め、やることがたくさんありました。
しかし、あるタイミングで、頼りにしていたコンサルティング企業が手を引いてしまったんです。その段階ではまだ、私たちの満足のいく状態でのリリースには程遠い状態でした。そのコンサルティング企業に頼りすぎていたところもあって、自分たちの力ではどうしようもなくなってしまいました。そこで、別業務ですでに契約し、信頼していたシューマツワーカーに相談したんです。
ー シューマツワーカーに相談してみてから、どうなりましたか?
年末の忙しい時期ではありましたが、シューマツワーカーの担当者に相談して、「ECサイトのecforce移管にあたって課題を抱えている」という自社の状況を、率直に話しました。すると、1日か2日で、ぴったりの人材を見つけて紹介してくれました。それが、現在も継続している副業マーケターの方です。
その当時、完全に私たちの作業は止まってしまっていました。
そんな中で早急に副業メンバーが入ってくれ、年末年始にも関わらず、とてもスピーディーに事態を収集する取り組みを始めてくれました。ECサイトのリリースに向けて、最終調整としてやるべきことがまだたくさん残っていました。この副業メンバーの素晴らしかったところは、やらないといけないことをまずは整理し、コーディング等での対応すべき内容も洗い出し、社内メンバーへの指示や、外部の開発会社への指示をして、全体のディレクションをしてくれたところです。社内の人員ではやりきれなかっただろうと思います。
ー 副業メンバーの方のどのような点を評価しておられますか?
ECや通販の世界では、「単品通販モデル」と「総合通販モデル」という2種類に分かれます。「単品通販モデル」というのは、商品自体に集客をしていき、「総合通販モデル」はショップに集客していくという違いがあるんです。この違いにより、マーケティング戦略や集客の戦略も大きく異なるんです。
副業メンバーは「単品通販モデル」に知見がある方で、また、しっかりとご自身のマーケティングの理論を持っています。私たちのECショップは、「単品通販モデル」の集合体から「総合EC」になってきているという現状なのですが、その状況に対して非常に理解も深くて、「何が足りないか」「何をしていけば良いか」をしっかりと分析して、自分なりの意見を持って取り組んでもらえることがありがたいです。
また、ecforceの知見の深さは、当社の今回の課題にぴったりでした。今回の副業メンバーは、これまでecforceを本業でしっかり使ってきた方でした。
ecforceというプラットフォームの特徴として、手厚いサポートがあるというよりも、膨大なヘルプページを見ていきながらセルフサーブしていくようなシステムなんです。ですから、すでにecforceを使いこなしたことのある方の知識や経験の重要性が、とても高いんです。
ー 実際に副業メンバーが入って、どのような成果がありましたか?
私たちのECショップのページがきちんと出来上がったというのが何よりです。彼が入っていなければ、今このようにきちんとページができているということはなかったと思います。
現在は週に1度程度ミーティングで改善点を議論し、改善を進めています。現在、注力しているのはCRMの強化で、顧客管理方法の見直しを進めています。そこも、これまで私たちが作ってきている顧客管理システムの構成を理解して、改善すべき点などを分析してもらっています。
副業メンバーが入ってよかったのは、やはり自分たちの足りない知見を補ってもらえたということだなと感じています。知見や経験が豊富なメンバーと、正社員と変わらない感覚で仕事ができるのはとてもありがたいです。
シューマツワーカー経由で入ってくれる副業メンバーには、「外注」というイメージは全くありませんね。だからこそ、新しい課題が出てきたときには、まずシューマツワーカーに相談しようと思いますし、現在も新しい案件で相談しています。自分たちが抱えている課題に対して、ピンポイントで経験や知見のある人材に入ってもらえるというのが、とても助かっています。
ー シューマツワーカーでよかったのはどのような点でしょうか?
当社は様々な業務委託系の人材サービスを利用しています。でもその中でも、シューマツワーカーは提案の精度の高さが抜群です。課題に対してきちんと応えてくれる、というのは素晴らしいです。
シューマツワーカーに紹介してもらった副業メンバーが入っていなければ、事業が空中分解していたかも、と感じるほどです。大手ECモールへの出店でトラブルに見舞われたことがあるのですが、それを解決してくれたのもシューマツワーカーからの副業メンバーでした。今回のecforceの対応も、副業人材の力がなければ解決しなかったと思います。
私たちが抱える課題に対して、「ひとごと」ではなく責任感と当事者意識を持って対応してくれるプロフェッショナルたちを紹介してもらえるサービスとして、シューマツワーカーはおすすめしたいサービスです。具体的な課題があり経験や知見のある人材がいれば解決するのではと考える企業には、ぴったりだと思います。