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5年以上“オフィスなし経営”を続ける会社の社長にその極意を聞いてみたら、終始「すごい」しか言えなかった話
緊急事態宣言が解除された後も各社でテレワークについての是非が議論されています。これを…
2020.06.08
2020.07.16
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年々、国内の労働人口が減少をたどる一方で、働き方はどんどん多様化しており、フリーランスや副業を行う人は増加し続けています。
企業は、組織としてこれらの多様化する働き方の人材に対応することが急務になってきています。既に、メンバーの半分以上はフリーランス・副業社員という外部人材で構成されているIT企業が都内中心に増えています。
しかし、まだ多くの企業がどういう職種で副業社員を活用すればよいかわからない状況であるのも事実です。そこで今回、副業社員に向いている業務の特徴と職種をまとめてみました。
具体的な職種の前に、副業社員に向いてる業務の特徴を整理してみましょう。まず、副業社員の働き方において正社員と違う点は、「働く時間量(週~15H)」「働く時間帯(平日夜か土日)」「働く場所(基本作業はリモートワーク)」の3つです。それを踏まえて、副業社員に向いている業務は、以下の ①②③の特徴を満たしつつ、④か⑤のどちらかの特徴を有するものがほとんどです。
究極的には、全ての職種のなかで、まったくもって副業では難しいというものはないといえます。“経営者” ですら副業で成り立っている会社もあります。
とはいえ、企業が初めて副業社員活用をする際に、どの職種からチャレンジするか選択するのは難しいですよね。そこで複数ある副業の職種の中でも、“副業が活躍しやすい職種” を5つまとめてみました。
IT企業・非IT企業に関わらず、ITエンジニアの需要はどんどん高まっており、優秀なITエンジニアリソースを確保し続けることが、今後企業成長の重要な鍵となることは周知の事実だと思います。一方でITエンジニアは、業務が切り出しやすく場所や時間にとらわれないので、需要増加にも伴って、もっとも多く副業社員として活用される職種の1つとなっています。
オンライン・オフライン問わず、マーケティングの手法は年々多様化しており、それぞれのマーケティング手法のスペシャリストが世に生まれてきています。企業は、事業の特性やフェーズに合わせてマーケティング手法を変えていかなければならなく、その都度マーケターに必要なスキルセットは変わっていきます。副業社員であれば、必要な時に必要な分だけリソースを確保できるので、多くの企業に活用されています。
デザイン部署がある企業はまだまだ少ないですが、昨今デザインの重要性はどんどん高まっています。常にではないにしても、営業部・マーケティング部・コーポレート部など、多くの部署にデザインが必要になるシーンが起きます。フルタイムの正社員ほど必要はないですが時々必要になるデザイナー需要に応えられるよう、副業社員を活用する企業が増えています。
ベンチャー企業や中小企業の中には、採用担当を1名置くことができず社長が兼任している企業も少なくありません。もしくは1名いたとして、その人のリソースがひっ迫していても会社としてのステージや事業計画・採用計画の観点から、2人目を採用できない企業も多くいます。
しかし採用人事業務は、企業成長において最も重要な要素になります。「あとちょっと人手が足りない」を解決できるのも副業社員の特性です。片手間、もしくはリソースがひっ迫している状態で採用人事業務を行うのではなく、サポートとして副業社員を活用することをお勧めします。
なかなか重要視されにくい広報業務ですが、うまく広報すれば無名企業でも一気に認知獲得をすることができます。また広報・ブランディングをうまく行っている企業は、販促力だけでなく採用力も高くなります。しかし、ベンチャー企業や中小企業において、なかなか広報を選任で置くことは難しいのも実態です。
実は広報は、プレスリリース作成・メディアリレーション・業界調査業務など、副業社員に切り出しやすい業務が多いのです。実際に広報業務を副業社員で行う企業はどんどん増えています。
ご参考になりましたでしょうか? 上記職種にニーズがありましたら、是非副業社員を活用してみてください。
5年先の組織のあり方として、副業社員活用はもっと当たり前になります。ベンチャー企業だけでなく大手企業を含め多くの企業がすでに始めています。これをきっかけに、副業社員活用について考えてみてはいかがでしょうか?