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副業デザイナーがよく依頼される8つの業務
エンジニアやマーケターと並んで、副業に向いてる職種がデザイナーです。正社員ほどの業務ボ…
2020.07.03
2020.07.04
広報・PRの副業社員採用の事例が増えています。
広報・PRは、スタートアップ企業と相性がよく、戦略的に実施すれば、少ない費用で大きな広告効果を生み出します。メディアによく取り上げられている企業は、たまたまメディアに取り上げられたのではなく、広報・PRがうまく機能しているからこそなのです。
また、単なる広告とちだい、広報・PRには『啓蒙』の機能があります。テレビや新聞、有名WEBメディアなどの“信頼ある第三者”が「使徒で不足の企業が副業人材リソースを活用するのが最先端である」と発信することで、直接的な広告のメッセージよりも信ぴょう性を与えられます。
しかし、スキルの専門性が強く、各メディアとの繋がり自体がその広報・PR担当のバリューに直結し、市場価値が高い人材はなかなか正社員として採用することができません。また、企業や事業によって相性があり、本当にいま自社に専任の担当者が必要なのかを見極めるのは難しいもの。
そこで、まずはスキルの高い優秀な副業社員に入ってもらうことにより、広報・PR部の立ち上げと検証を行う企業が増えています。今回は、副業広報・PRがよく依頼される業務をまとめました。
しっかりと年間の戦略と計画を作るか作らないかで大きく成果は変わってきます。まず経営メンバーとコミュニケーションをとり、広報・PRとして世の中にどういうメッセージを発信したいのか明確化することが大切です。KPI目標設計をしにくく計画が立てにくいのですが、それでも各企業がKPA(Key Performance Action) や、OKR(Objectives and Key Results)を用いて戦略と計画を立てています。
これらの知見と経験がある広報・PRの副業社員にまずは上流設計から入ってもらうことをおすすめします。
企業やサービスの公式SNSアカウントを運用し、多くのフォロワーを獲得することで強い情報発信機能を確立することができます。スタートアップ企業だけではなく、大手鉄道株式会社の公式アカウントや大手家電メーカーのアカウントが有名です。
単発的な広報・PRや広告施策と違い、積みあがったフォロワーは資産になります。長く継続的にやることが重要になるのです。しかし、専門性と戦略性を求められるのがSNSアカウント運用。慣れない社員が片手間でやるよりも、実績のある副業社員にお任せする方がよいでしょう。
次は、基本業務の1つであるプレスリリース文章の作成業務について。この文章の質がメディア露出にダイレクトに影響します。せっかく革新的なリリースや調査レポートを出したとしても、それを伝える文章が稚拙では、なかなか世の中に正しく伝えることができません。
スタートアップ企業の広報・PR担当における最も重要な業務のひとつ。テレビ・新聞などのマスメディア、有名WEBメディアや自社と相性のいいメディアの記者とのリレーションを築くことで、メディア露出機会を多く創出することができます。
しかしひとりひとりの記者と名刺交換を行い、リレーションを築くことはかなりの時間を要します。もともと多くのメディアとのリレーションがある広報・PRの副業社員にジョインしてもらうことで相当な時短効果を見込めます。
各種メディアの記者とリレーションを築けていれば、記者が今どういうネタを探しているかをいち早くキャッチアップができ、相談もくるケースがあります。またメディアが好むネタは季節性があり、より多くメディアに自社サービスを取り上げてもらうために、記者のニーズに合わせた企画を出すことが求められるのです。
例えば8月であれば “お盆ネタ” 。シューマツワーカーであれば、「お盆休みをきっかけに副業を始める人が多い!」という企画になるのです。この業務は、メディアとのリレーション、メディアの思考理解、企画力を求められます。
広報・PRの特性のひとつとして、連鎖機能があります。1つのWEBメディアに取り上げられることが、その他のメディアからの取材につながります。それらの取材日程調整や記事原稿チェック・修正などの業務も、副業広報・PRの重要な業務になりえます。