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業務依頼における副業社員とフリーランスのちがい
働き方改革が進み、「副業」「リモートワーク」「時短勤務」など働き方がどんどん多様化し…
2020.08.02
2020.07.04
正社員を採用する際に見るべき点は、スキルや経験、カルチャーフィット、ビジネスマインド、条件など各企業ごとに多くの知見があると思いますが、副業社員を採用する際 “ならでは” の見るべき点があります。副業社員がうまくワークしない案件は、この入口の部分に起因するものも少なくありません。
シューマツワーカーがこれまで300人以上の副業社員を企業とマッチングしてきた経験から、副業社員を採用する際に見るべき点をまとめてみました。
【副業社員を採用する際に見るべき点】
1.経験・技術(スキル)
2.その他副業に要する能力(副業社員適正)
3.一か月(一週間)の稼働可能時間
4.想定する稼働曜日・時間帯
5.チャット、電話ができる曜日・時間帯
6.定例MTGのできる曜日・時間帯
7.希望報酬・希望契約形態
8.何にモチベーションを感じるか
9.直近半年の本業の忙しさ(把握できる範囲で)
10.直近半年のプライベートの忙しさ(把握できる範囲で)
11.過去の副業社員での業務経験(あれば辞めた理由)
12.本業が副業OKの会社かどうか
『その他副業に要する能力(副業社員適正)』というのは、主に「①コミュニケーション能力」「②主体性」「③責任感」「④ポジティブ思考」「⑤自己管理能力」です。副業はリモートワークがメインで稼働時間も限られています。だからこそ、この5つの能力が正社員より重要になります。
また、副業社員の採用におけるよくある失敗として、「思ったより稼働時間が少なかった」や「チャットやMTGなどのコミュニケーションがとれる時間帯が合わない」というものがあります。例えば、どうしても平日昼に定例MTGが発生する場合、候補者の方の本業がフレックスタイム制がなく、合わせにくい場合はMTGをずらすなどの対応も必要になってきます。
副業社員が何にモチベーションを感じて副業をしたいのかも事前にしっかりと確認する必要があります。「成長がしたい」から副業をする人に対して、長期間にわたって単純作業を依頼し続けても、パフォーマンスも上がらなければすぐに契約解除になってしまうケースもあります。詳しくは、【副業社員の7つのモチベーション 】をご参照ください。
採用する前に、働き方まで含めた『副業社員の人材要件定義』を行いましょう。