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コロナ禍で営業→動画クリエイターへ転身!独立5年目で見えたフリーランス人生の目標
2024.10.21
2019.08.08
「起業家をメジャーな職業にする!」と言うビジョンに掲げるTECHFUND Inc.(テックファンド)は、世界初の技術投資ファンドとして多くの起業家をサポートしています。
TECHFUND
http://techfund.jp/
現在、ブロックチェーン開発を支援するクラウドシステム「ACCEL BaaS(Blockchain as a Service)」と、ブロックチェーン及びトークンスタートアップのICO/STOをBaaS(Blockchain as a Service)で生まれたプロジェクトのマーケティングを支援する「ACCEL PROGRAM for ICO/STO」の2つの事業を展開。2014年のに設立されて以降順調に事業を伸ばし、2018年7月には1億2,000万円の資金調達を実施しました。調達の主な目的は人材獲得と海外進出で、これからより優秀なメンバーを獲得し、事業を成長させていくフェーズにあります。
同社は1年半前からシューマツワーカーを導入し、アプリエンジニアを1名、PM(プロジェクトマネージャー)兼コンサルタントを2名の計3名の副業人材を獲得。
「Genius採用」を掲げ、採用基準を厳しく設定している同社が多数人材を獲得できた理由と、副業社員の採用後にどのような成果を得られたのか、共同代表の松山 雄太氏に伺いました。
Contents
―― シューマツワーカー導入の経緯を教えてください。
もともと、アクセラレーターとしてシューマツワーカーが事業として立ち上がる前から支援していたんです。
利用開始したのは1年半前。それまではリファラル採用がメインだったんですが、ブロックチェーン業界が盛り上がってきて、紹介だけでは足りないなと感じていました。
また、働き方が多様化しつつある今、優秀なメンバーを獲得するにあたる正社員にこだわる必要はないなと。
―― 実際、シューマツワーカーを利用してみていかがでしたか。
期待通りでした。シューマツワーカーには、大企業のエース級社員が多数登録されていたんです。
こういう方たちは、今の会社で働きながら、空いた時間でスキルを磨きたい、もっとチャレンジしたいと考えているので、一般的な転職市場ではまず出会えないですよね。
――「Genius採用」を掲げていますが、その基準に達するような方が多数いたということでしょうか。
そうですね。
当社が定義している「天才」には「今後、世の中にインパクトを与えられるような技術とエンジェル投資家的な支援の精神を持ち合わせているか」も含まれます。
起業家支援を軸にしている企業なので、エンジェル精神がある人でないと文化になじみにくいんですよね。
技術力が高く、エンジェル精神を持っている方はなかなか見つからないのですが、シューマツワーカーさんではこれまでに5名の副業人材を獲得できました。
―― 採用時、気をつけていたことはありますか。
やはり、スキルセットと当社の文化に合うか、ビジョンに共感してもらえているかは注意深く見ました。
実は、1年前に海外の方を採用した際に失敗したことがあって。履歴書に書かれていたスキルセットは素晴らしかったのですが、どうやら誇張していたようなんです。いざ一緒に仕事を始めるとなった段階で音信不通になってしまって……。
それからは経歴について細かく聞いたり、スキルがないとわからないような専門性の高い質問を投げかけたりと、同じ失敗を繰り返さないよう気をつけています。
――副業社員にはどのような業務を任せていますか?
ビジネスサイドのメンバーには、リーンスタートアップの手法を軸にしたコンサルティング業務に従事していただいています。実務としては、資料作成やリサーチをお任せすることが多いですね。週一で対面での打ち合わせにも参加いただいています。
一方、エンジニアは完全にリモートワークで、当社のツールや支援先の企業の開発をサポートしていただいています。
――副業社員とコミュニケーションする際、気をつけているポイントはありますか。
こちらが持っている情報はできるかぎりオープンにしています。情報の透明性を高めれば情報格差がなくなりますし、齟齬も起きにくい。
あとは、基本的にリモートワークなので、頻度多めにやり取りするようにしていますね。
――シューマツワーカーを利用して、最も良かったと感じるポイントはどこでしょうか?
優秀な方を必要な時にすぐ採用できたところでしょうか。あと、採用コストも大幅に削減できましたね。トータルで約30%減らせたのは素晴らしいと思います。
あと、時給制でやられているのも評価したいポイントです。一般的な業務委託のマッチングサービスだと月額制を採用しているところがほとんどです。月額だと「その範囲内で働こうかな」というマインドになりがちですが、時給制ならやればやるほど稼げるわけですから、モチベーションが上がりやすいのかなと。
本当は、もう一歩進んでいただいて、時間ではなく成果ベースの報酬制度にしていただくと嬉しいですね。優秀な方が集まっているので、おそらく成果ベースの方が企業としても副業される方にとっても理想的なのではないかと思います。
――その他にも、シューマツワーカーに期待していることがあれば教えてください。
今後も、新しい働き方をしたい方々を応援してほしいなと思います。
私たちは「起業家をメジャーな職業にする」というビジョンを掲げていて、これまでの働き方に縛られることなく、自分のやりたい仕事をできる方を増やしたいという点では、目指している方向性は近いと感じています。
個人的には、自分で起業しながら別事業をフォローするような、リーダー兼フォロワーの人も増えていくのではないかと思っています。そのような方々が活きるような環境を整えていけたらいいですね。