2025.03.06
キャリアアップ、収入アップ、そして「自分らしい働き方」の実現。フリーランスという働き方は、それらの実現への第一歩かもしれません。今回お話を伺ったのは、フリーランスとして活躍する井上千絵さん。法人営業、広告営業、そして新規事業立ち上げといった多彩な経験を経て、現在は最先端技術を駆使した企業でカスタマーサクセスとして活躍しています。どのようにフリーランスとしてのキャリアを築き、どんなやりがいを感じているのか。リアルなストーリーを語っていただきました。
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──井上さんは、様々な業種でキャリアを積まれてきたと思います。具体的にどのような経験をされてきたのか教えていただけないでしょうか？
井上さん：新卒では旅行会社に入社し、法人営業を担当しました。企業の社長や部長クラスの方々と仕事をする機会が多く、早い段階から大手企業の営業スタイルを学ぶことができたと思いますね。その後、営業力をさらに高めたいと思い、大手のネットサービス・広告系の企業に転職し、広告営業に携わりました。そこでは顧客のニーズを丁寧にヒアリングし、課題解決に寄り添う姿勢を学べたと思っています。
その後は、動画配信サービスの企業に転職し、新規サービスの立ち上げに挑戦したんです。まだ動画配信自体が一般的ではなかった時代にサービスのネーミングを考えるところから携わらせてもらい、そこから新規開拓・コンサルティングまで担わせてもらって。ゼロイチでの立ち上げからはじまり、大手企業との契約を勝ち取るという貴重な経験を積みましたね。
──それぞれの企業で得られたスキルが、今のフリーランスの仕事に繋がっているのですね。
井上さん：ですね！特に、動画配信サービス企業での新規事業の立ち上げは、当時まだ黎明期だった業界で、全く知られていないサービスを大手企業に広めていくという大きな挑戦だったんです。この経験を通して、未知の分野を切り拓く力を身につけることができたんじゃないかなと思っています。
──会社員からフリーランスに転身したきっかけをお伺いしてもいいでしょうか？
井上さん：周りの人たちが独立していくのを見て、自分も挑戦してみたいという気持ちが芽生えたことがきっかけの一つです。自分の力を試してみたいという思いもありましたね。会社員という枠を飛び越えて、もっと自由に、自分の裁量で仕事をしてみたいという思いが強くなっていったんだと思います。
──フリーランスとして活動を始めた当初、どのようなお仕事からスタートされたのでしょうか？
井上さん：最初はライブコマースのコンサルタントとして活動を始めたんです。会社員時代に培った営業スキルや顧客へのヒアリング力、新規事業立ち上げの経験を活かして、お客様の課題解決のお手伝いをしていましたね。
──フリーランス初期のクライアント獲得は、どのようなことをされていましたか？
井上さん：オンラインプラットフォームやホームページ、名刺交換ツールとか…色々なツールを使って、積極的に営業活動をしましたね。実は、営業活動は全然苦じゃなかったんです。長年培ってきた新規営業の経験をここで活かすことができたんじゃないでしょうか。おかげさまで、順調にクライアントを増やすことができましたね。
──フリーランスとして活動する中で、シューマツワーカーを利用するようになったきっかけは何だったのでしょうか？
井上さん：シューマツワーカーで仕事を探すようになったのは、ライブコマース市場の状況が変化してきたことがきっかけなんです。リアル消費の増加に伴って、ライブコマース市場が縮小傾向になって、その業界でコンサルタントとして食べていくのが難しくなってきたんですよね……。
正社員という選択肢も考えましたが、すぐに収入を得られる仕事で、かつ自分の能力を生かせる仕事を探していた時に、副業という働き方を改めて意識するようになったんです。その時に、以前にシューマツワーカーに登録していたことを思い出して。色々な副業プラットフォームを試してみたのですが、シューマツワーカーが自分に合っているなと感じて、再び使い始めることにしてみたんです。
──数ある副業プラットフォームの中で、シューマツワーカーが合うなと思ったポイントは？
井上さん：UIが見やすく、案件が探しやすい点が気に入っています。あと、自分のプロフィールやスキルを登録しておくと、オファーがメールで届くんですよね。そのおかげで効率的に仕事を探すことができますし、初めての方でも安心して利用できるように、丁寧なサポート体制が整っている点も魅力的だと思いますね。
──現在はシューマツワーカーを通して、どのようなお仕事をされているのですか？
井上さん：今は、動画マーケティングの会社でカスタマーサクセスを担当しています。この会社は、生成AIを使ってマーケティングに活用できる動画制作ができるサービスを提供しています。ありそうでまだないサービスですし、私が知る限りまだ日本には他にないですね。お客様がこの新しいサービスを最大限に活用できるようサポートすることが、今の私の仕事です。
──具体的にはどのような業務内容なのでしょうか？
井上：お客様への活用支援はもちろんなんですが、社内の若手メンバーの育成や組織作りにも携わっています。ヒアリングシートを作成したり、カスタマーサクセスチームの体制を構築したりなど、幅広い業務を担当していますね。
──どのあたりにやりがいを感じていますか？
井上さん：お客様の課題解決に貢献できるだけではなく、会社全体の成長にも携わることができる点に大きなやりがいを感じていますね。ゆくゆくは営業力も活かして、セールスの面でも貢献できるようになりたいと思っているんです。
──会社員時代と比べて、働き方に変化はありましたか？
井上さん：はい。会社員時代はどうしても時間に縛られていたんですけど、フリーランスになってからは、自分のペースで仕事ができるようになったと思います。例えば、クライアントワークは日中に行って、資料作成やアイデア出しなどは夜に行うなど、時間の使い方を工夫することで生産性を高めることができるんですよね。これは会社員ではできない働き方だと思っています。
──逆にフリーランスとして働く中で、苦労したことはありますか？
井上さん：フリーランスは収入が不安定になりがちという点が、一番の悩みどころです。それと、実は私、事務作業が苦手で…。確定申告などの事務作業も慣れるまでは大変でした。
──どのように乗り越えてこられたのですか？
井上さん：確かに苦手なことまで自分でやるのは不安材料のひとつではあるんですけど、色々な企業や人と出会えるチャンスだと思うようにしています。事務作業については、なるべく自分でやるようにしていますが、家族に経営者がいるので、困った時は相談に乗ってもらうこともできるんですよね。周りに経営者が多い環境なので、とても助かっていますね。
──今後のキャリアについて、どのように考えていますか？
井上さん：もっと色々な案件に挑戦して、スキルアップしていきたいです！フリーランスになって気づいたのは、業務委託でも成長できるということ。多様な企業や素敵な人たちと出会えるのも魅力ですし、色々なプロジェクトに関わることで、自分の可能性を広げていけたらと思っています。もちろん会社員に戻る可能性がないわけではありませんが、今はフリーランスとして、幅広いジャンルで活躍できるようになりたいです。
──最後に、これからフリーランスを目指したいと考えている読者にメッセージをお願いします。
井上さん：フリーランスは、時間の使い方を自由に決めることができて、仕事とプライベートを両立しやすい働き方だと思うんです。会社員では経験できないこと、自分の好きなことを仕事にするチャンスが多いのもフリーランスの魅力ですよね。特にチャレンジ精神が旺盛な方にこそおすすめの働き方なんじゃないかなと思っています。
会社員時代の経験を活かし、フリーランスとして自分らしいキャリアを築いている井上さん。その挑戦は、きっとこれからフリーランスを目指したいと考えている方の参考になるはずです。自分らしい働き方を見つけたい、キャリアアップを目指したい、そんな風に考えている方は、ぜひ井上さんのように一歩踏み出してみませんか？色々な働き方がある現代だからこそ、自分に合ったスタイルを見つけていきたいですね。
