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2020.02.14
2025.02.25
近年、働き方の多様化が進む中で、フリーランスという選択肢を選ぶ人が増えています。安定した収入や福利厚生を手放すことに不安を感じる人もいる一方で、時間や場所に縛られない自由な働き方に魅力を感じる人も少なくありません。では、フリーランスとして成功するには、どのようなスキルやマインドセットが必要なのでしょうか?
今回は、フリーランスのセールスとして活躍する清川さんに話を伺いました。会社員時代からフリーランスに至るまでの経緯や現在の仕事内容、そしてフリーランスならではの苦労ややりがいなど、リアルな声を赤裸々に語っていただいています。
Contents
──本日はよろしくお願いします。まずは清川さんのキャリアについてお聞かせください。新卒から現在に至るまで、どのようなお仕事をされてきたのでしょうか?
清川:社会人としてのスタートは大手ビールメーカーの子会社で、量販店向けのルート営業からスタートしました。この仕事を3年ほど経験した後、当時のベンチャーブームに乗る形であるスタートアップに転職した感じです。
新進気鋭の企業に転職した理由としては、新しいことに挑戦したいという思いと、成長市場で自分の力を試したいという気持ちが強かったからです。その後、某エナジードリンクブランドに、市場の拡大期に立ち上げメンバーとして参画し、市場シェアNo.1獲得に貢献。その後、いわゆるスタートアップに転職し、IoTとSaaSの両事業を経験し、資金調達や事業売却といった貴重な経験を積むことができました。
──様々な企業で経験を積まれてきたのですね。フリーランスに転身されたきっかけは何だったのでしょうか?
清川:前職で一緒に働いていた業務委託の方々の働き方を見て、興味を持ったのがきっかけです。より柔軟な働き方で、自分のスキルを活かしたいという思いが強くなりました。前職を退職後、同業他社から「うちの事業にも協力して欲しい!」として声をかけていただいたことが転機となり、フリーランスとして活動を始めることになりました。
──シューマツワーカーのご利用はいつ頃からでしょうか?
清川:シューマツワーカーへの登録自体は以前からしていましたが、特に更新など何もしていなかったんです。他のフリーランス向けのサービスも登録していましたが、今から5ヶ月前にシューマツワーカーさんから連絡が来るまで存在すら忘れていました。
──連絡をいただいた時はどんな印象でしたか?
清川:最初はシューマツワーカーに登録していたことすら忘れていたので、なんで電話してきたのか不思議でした。しかし、色々と話を聞いてみると登録している履歴書やスキルを見て連絡をしてくれたということが判明したんです。そこで、現在ジョインしている生成AIサービスのスタートアップ企業を紹介してくれました。
──数ある案件の中から、今回お話を伺っている案件を選んだ決め手は何でしたか?
清川:生成AIという成長市場に携われること、そして企業側の対応のスピード感です。面談からわずか数時間で「来てほしい」と連絡をいただき、そのスピード感に惹かれました。また、生成AIという現在市場で伸びている業界に携わることができたら、今後の自分の糧にもなると感じたからです。
──現在携わっている案件について詳しく教えてください。
清川:現在は生成AIサービスを提供するスタートアップ企業で、BizDevを担当しています。現在はセールス担当が少ないので、商談から契約、契約先企業のオンボーディングまで、幅広い業務に携わっています。
──生成AIという最先端分野での営業で、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
清川:生成AIの需要が伸びているので、たくさんの企業とさまざまな商談ができる部分に魅力を感じています。私たちのお客様は主にエンタープライズで、業態も数多くあるためそれぞれにカスタマイズした提案を用意しなくてはなりません。その幅があるのがとても面白いですね。
──今の環境にはどのようなメンバーがいて、どのような刺激を受けていますか?
清川:様々なバックグラウンドを持った優秀なメンバーが集まっていますね。代表はリクルート出身のシリアルアントレプレナー、メンバーにも大手企業や商社に加え、元官僚や国家公務員出身者など、多様な経験を持つ人たちが集まっており、彼らと働くことで、日々刺激を受けています。皆、それぞれの分野で高い専門性を持っているため、学ぶことが多く、非常に良い刺激になっています。
──フリーランス営業として働く上でのメリット・デメリットを教えてください。
清川:メリットは、時間や場所に縛られず自由に働けること、そして自分の裁量で仕事を進められることです。自分のペースで仕事ができるので、ワークライフバランスを調整しやすいですね。
──自由な働き方ができる反面、大変なことはありますか?
清川:もちろん、デメリットもあります。収入が不安定になりやすいこと、そしてすべてを自分自身で管理しなければならないことです。税金や年金など、会社員時代は会社がやってくれていたことをすべて自分で行う必要があります。そのためお金の管理は徹底して行わないと、資金繰りが上手くいかなくなってしまうので注意が必要です。
──今後の展望についてお聞かせください。
清川:今の環境でしばらくはこの事業に携わらせていただきたいと思っています。現在伸びている市場ですし、事業と企業が拡大していくフェーズに興味があるからです。また、この会社は社長をはじめ、社員の人たちの熱い思いがあるので、そこの協力はぜひしたいなと思っています。
ある程度の余裕ができれば、新しい事業に携わりながら並行して活動したいという思いもあります。
──組織が拡大していくフェーズの企業に携わるのがお好きなのでしょうか?
清川:スタートアップならではの、市場の成長とともに企業も成長するフェーズで携われたらとは思っています。もちろん嬉しいことばかりではなく、苦しいことも多いので大変ではあるのですが。
──最後に、副業やフリーランスを目指している方へメッセージをお願いします。
清川:フリーランスは自由な働き方ができますが、それ以上に責任も大きいです。お金の管理や自己管理を徹底し、常に学び続けることが大切です。特に、営業職は結果がすべての世界なので、常にスキルアップを意識し、市場の動向を把握しておく必要があると思います。
──他に、フリーランスとして働く上で重要なことはありますか?
清川:契約形態にも注意が必要です。1年契約であればある程度の安定が見込めますが、短期契約の場合は、契約終了後の仕事探しを常に意識しておく必要があります。複数の案件を掛け持ちすることでリスクヘッジすることも可能です。
──フリーランスとして成功するために、心がけていることはありますか?
清川:常に結果を出すことを意識しています。フリーランスは成果が評価のすべてです。結果を出すことで、報酬アップの交渉もしやすくなりますし、次の仕事にも繋がります。また、契約内容についても、自分の希望をしっかりと伝えることが大切です。
会社員からフリーランスへ転身し、生成AIという最先端分野で活躍する清川さん。その背景には、様々な企業での経験、そしてフリーランスとして活躍するためのたゆまぬ努力がありました。今回のインタビューを通して、フリーランスとして成功するために必要なスキルやマインドセット、そしてシューマツワーカーの活用メリットを改めて感じることができました。清川さんのように、自分のスキルや経験を活かして、自由に、そして責任感を持って働くフリーランスという働き方は、今後ますます注目されていくでしょう。