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エンジニア採用難の突破口は「副業人材」の活用!データサイエンス・スタートアップの副業人材活用例|株式会社シンカー様
少数精鋭のチームでデータマーケティング事業とAIソリューション事業を手がける株式会社シンカー様。データサイエンティストやエンジニアなど、採用難度の高い人材の確保手段として、副業人材を活用されています。副業エンジニアをシューマツワーカー経由で見つけるメリット、即戦力としての副業エンジニアの魅力を語っていただきました。
2023.06.28
2020.08.31
株式会社Blaboは2011年9月に創業し、2018年8月にCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)のグループ会社となった企業です。
会社URL:https://bla.bo/corp
日本最大の共創コミュニティ「Blabo!」を運営し、ユーザーと作り手を直接つなげる仕組みをつくり、生活者が「本当にほしい」商品やサービスをメーカー、地方自治体、スタートアップに届けています。また、CCCのグループ会社となり、6700万人の生活者データベースを活かした共創マーケティングサービスを急加速しています。
「エンジニアのリソースが足りない」「マーケティング担当がいない」という課題があり、シューマツワーカーにご相談をいただきました。副業社員のお二人にジョインしてもらうと、課題であった開発における内製化とマーケティング施策に光明が見え始めました。
今回はシューマツワーカーの導入背景から、どのように課題が解決されたのかを閏間(うるま)莉央様にお話いただきました。
−−シューマツワーカーを導入された背景を教えてください。
去年から導入し始めて、エンジニアの方とマーケターの方に稼働していただいています。エンジニアの方については、アプリの開発にあたりリソースが不足していたのですが、スモールチームで開発の体制を作っているので、採用コストを大きくかけるより、副業の方やフリーランスの方に足りない部分をお手伝いいただきたいと思っておりました。
フリーランスの方を探してみたのですが、こちらが求めているスキルと単価のすり合わせがうまくいかなくて。やはり優秀な方だと単価も高くなってしまう中、副業社員さんだったらどうだろうと思ってシューマツワーカーさんにご連絡させていただきました。
マーケターの方には、GoogleやFacebook広告の運用を社内でやっていたのですが、専門のWEBマーケターがいない状況でした。エンジニアでナレッジを共有しながらなんとか回していこうと、取り組んでいました。ある程度やってくると、これがベストの施策なのか、次の新しい施策を練る時に、どういうところに注目して、施策したほうがいいのかというように、専門家の知見が欲しいフェーズになりました。
メインでお願いたかったところが広告運用の部分で、本職で広告運用の担当をしている方にご紹介いただいたらいいかなと思い、相談させていただきました。
−−実際にシューマツワーカーを利用してみていかがでしたか?
たくさん副業社員さんがいらっしゃって、担当の方からもいろんな副業社員さんをご丁寧にご紹介いただきました。「こういうことをしたい、ああいうことをしたい」っていう社内で出てきた施策に対して、シューマツワーカーの担当の方が間に入っていただいたので、「今すぐやりたいことがあるけどリソースも知見も足りない」という機会損失がなくなり、いろんな施策を試行錯誤できるところがシューマツワーカーさんにお願いする所の一番のメリットだと感じています。
今回のマーケターさんもとてもいい例で、マーケティングの部分で課題が出てきてすぐ解決できる専門家にジョインしてもらえたところが社内としても評判がよかったです。
自分で採用しようとすると、面談したり書類確認したり、そもそも母集団を集めるところが大変です。そこから書類の中身をチェックというような作業を日々の業務と並行してやるのは大変なんですが、シューマツワーカーさんは担当がついてくださり、どんな人柄か把握した上で副業社員さんをご紹介いただけるので、安心してお願いできます。
−−副業社員を採用する際、具体的にどのような不安を持っていたのでしょうか?
本業があって、就業後に作業される、というのがベースになると思っていました。日中にコミュニケーションを取って、情報共有や開発の仕様のディスカッションをやりたいと思ってたんですが、夜間になってしまうと、他の仕事の都合とか、社員側のプライベートとの都合の付け方が結構難しいんじゃないかと不安でした。
――実際に副業社員を採用した感想を教えてください。まずは、エンジニアの方のご採用はいかがでしたでしょうか?
今お願いしているエンジニアさんはアプリ開発のご経験が豊富な方でした。元々WEBのサービスからリリースしていたので、WEBの知見は社内にもあったんですが、アプリは外注しながら作っていたので、知識の内製化がうまくできていませんでした。
「内製化するためのフェーズ」からエンジニアさんにやっていただいて、色々ドキュメントにまとめていただいたので、後にアプリの正社員のエンジニアが入ってもすぐキャッチアップができる体制が整いました。特に最初の開発基盤のドキュメント整理をエンジニアさんにやっていただいたのは、とても助かりました。
技術的なお話でも「こういうシステムの構成にしたほうがいいですよ」とか、「ここはこういう技術負債が出てるんで、こういうふうに改修したほうが、全体的なサービスのパフォーマンスの向上につながる」など積極的にご意見いただいております。
外注してしまうと楽は楽なんですが、ノウハウがたまらない中、副業社員の方であればノウハウも溜めることもできるし、フレキシブルに業務を依頼できたりするので、本当に助かっています。
――もう1名のマーケターの方はいかがですか?
マーケターの方はコミュニケーションがすごく取りやすく、マーケティング全体の質問をさせていただいたいる中で、すぐ的確なアドバイスをいただけるのですごくスピディーに次の戦略を練っていけるところが助かっています。
コミュニケーションも密に取ってくださっていて、今の広告運用実績の数字を毎日Salckに出していただいて、その数字から読み取った次のアクションの戦略プランもまとめて提案くださっています。
「今こういう状況で、こういうキーワードで単価がちょっと上がってきてるんで、一旦外して、こういうキーワードを入れてみようと思っています。」というイメージです。
進捗管理って、本業があると中々厳しくて。「進捗どうなってますか?」っていうコミュニケーション自体が結構ストレスになることが多いんですけど、マーケターさんもエンジニアさんも進捗報告やコミュニケーションを密にとってくださるので、かなり助かっています。
――実際ジョインされて、どのような効果が出られました?
CVやCPAに改善が見られました。CPAは半分以下に、CVRは2倍以上になりました。
インサイドセールスに近いようなポジションなので、連携をとりながら戦略部分も一緒にマーケターさんに入っていただいています。サイト内での導線や使用する言葉まで一緒に考えていただいているので、元々お願いしていた広告運用だけにとどまらず、全体のマーケティング設計もお手伝いいただいてます。
――副業社員とのコミュニケーションはどのように取っていますか?
リモートワークなので、ほんとに些細なところなんですけど、スタンプでもいいから最低限ときちんとレスを返すとか、メッセンジャーにも絵文字を使うということを意識しています。
気軽に細かいことでも聞いていただいて、少しでも一歩前に進めるような形で色々やっていければなと思っているんですが、萎縮させてしまって「これ聞いたらめんどくさいかな?」と思われたら嫌なので、気軽に何でも言ってくださいと、結構ラフにコミュニケーションはお互い取らせていただいています。
雑談ベースで好きなアニメとかゲームの話をしたりして、距離を縮めながら「次の施策これがいいと思うんですよね」というように、ご提案いただくこともあります。
情報の共有が漏れるとお互いモヤっとするところが出ると思っているので、タスク管理と、ドキュメント管理一緒にやれるClickUpというツールを社内で使っています。
ClickUp内ですべて、こういうタスクがあって、それに対してのドキュメントはこれでと、全部可視化できるように、副業社員も正社員も全員が見られるようにしてるので、情報統一もするって言うのは、心がけてはいます。
――最後に、弊社に今後期待していることがあれば教えてください。
基本的に満足しているので、正直あんまりないというところになっちゃうんですが(笑)
WEBサイトで自由に検索して登録している副業社員さんが見られたりするといいなと。検索性のあるUXで見られるといいなと思っています。
−−ありがとうございました!