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オフィス街でロボットを作る企業が、副業マーケターと目指す次のフェーズとは|ugo株式会社様
2本のアームと移動機能を備えた、遠隔と⾃動化のハイブリッド制御を採⽤した次世代型アバターロボット「ugo(ユーゴー)」を提供するugo株式会社様。 副業人材の活用により、製造業 × SaaSに知見のあるメンバーとともに新たな施策に挑戦、見事成果が出て、次なるPMFに向けて開発を進めておられます。
2023.02.22
2023.04.12
従業員数約60名、営業メンバーが8割というBtoB不動産企業、株式会社アットオフィス様。これからの成長に向けて、強みである「営業」以外の領域でも新たな試みを始めています。
今回は、2023年1月に取締役社長CEOに就任された、谷 健太郎様にお話を伺いました。
2022年10月にローンチしたオウンドメディアの立ち上げや、2022年冬に初開催した新卒向けインターンシッププログラムの構築。副業人材の力を活用しながら実現してきた数々の施策について詳しく伺います!
この記事はインタビュー後編です。前編はこちら
Contents
ーーそのほかの領域でも副業メンバーが入っていますね。
はい、メディアだけでなくて、採用領域でも副業メンバーに入ってもらっています。これは自社では初めての施策で、知見のある社員がいなかったために、知見のある副業メンバーを募集したんです。
具体的には、新卒採用に向けたインターンプログラムを構築したかったんです。ですがアットオフィスは現状、人事担当者が一名だけいるのですが、人事のキャリアがあるわけではなくもともと営業メンバーだったんです。そのメンバーとも話していた中で、「新しい施策に挑戦するにあたって、人事の経験が長い方の力を借りたい」という話になったんです。
そこで、副業人材の中でもインターンの経験値の高い方に副業メンバーとして入っていただきました。正社員採用ではあまりないピンポイントな要求かもしれませんが、そうした特殊な経験にフォーカスして募集できるのも、副業人材ならではだと思います。
ーー副業メンバーが入って、どのような成果がありましたか。
まずは、無事にインターンプログラムを、昨冬に実施することができました。多くの学生さんに参加してもらって成功させられました。
そして今は、「長期インターン」をやりたいということになって、それに向けた提案をいただいているところです。
ーー初めての施策を未経験メンバーだけで進めようとした場合に感じる困難さというのは、どのようなものだったのでしょうか?
「どこから手をつけていいのかわからない」という状態だったんですよね。新卒、中途、パートといった採用活動のノウハウはある程度社内にありましたが、インターンとなったときには、通常の採用活動と一線を画すもののように思えて。何をやってもらうよう設計すればいいのか、どのような見せ方、どのような募集の仕方をして、どれくらいの人数に来てもらうのが適切なのかもわからない。1を10にする課題ではなくて、0を1にする課題でした。
やってみて、自分が就職活動をしていたころと今は時代が変わってきていて、インターンプログラムの重要性はかなり高いのだということにも気づかされました。
それと、インターンプログラムを副業メンバーとやってみた感想として、外部の視点を入れづらい領域というのがあるものだなということにも気づきました。採用の話はその代表例だと思います。
経営者で集まったとしても、細やかな採用の設計を話す場はそこまで多くありません。だから、自社で良いなと思っていたスタイルが、世の中から遅れ始めている、ということはよく起こることなんだと思います。もっと良い方法があるし、こういうやり方でそれは実現できるんだよというのは、外の人に聞かないとわからなかったことです。副業人材はそういう観点でも、外部のやり方を持ち込んでくれる、組織の風通しをよくしてくれる存在でもあります。
ーー他に副業人材を活用する領域はありますか?
経理にも副業メンバーに入ってもらうことになりました。これは直近の話なのですが、非常に助かりました。
まず前提として、アットオフィスは営業パーソンの割合が非常に高い組織なんです。管理部門がもともとほとんどいない。数名いるメンバーも、バックオフィスのキャリアや経験を持っているというよりは、会社のことをよく知っていて、営業からキャリアチェンジしたメンバーばかりなんです。
そんな中で、専門的な知識を持っている方の採用が急務だったんです。そこで私自身も、数ヶ月前から経理やバックオフィス人材の採用に乗り出しましたが、今、転職市場で「経理担当者」になれる方は非常に少ないんです。条件を上げていくとCFOは採用できる、でも、条件を上げても経理担当は採用できないーーそんな状態だそうです。
ーー正社員採用の難しさに直面してしまったのですね。現状はどのように対応されているのでしょうか?
現状としては総務担当者が経理業務を兼務しています。分量についていうと、兼務している経理業務の分量が、会社の成長とともに拡大してしまって、業務負担が増えてしまっていました。それに専門的な知識が求められる部分などもあり、片手間では間に合わなくなりつつありました。
一方で、その分量としては、ちょっとだけ微妙なところではありました。フルタイムの正社員を雇用するとすると、少し時間を持て余す可能性のある、微妙な分量だったんです。
そこで、メディア立ち上げですでに実績のあったシューマツワーカーに、相談してみたんです。するとすぐに適任の副業人材を紹介してくれ、来週から稼働がスタートします!
ーーアットオフィス様はどういった組織体制ですか?
従業員数は約60名、営業メンバーが8割の組織です。前職も不動産業という方は実はあまりいなくて、さまざまなバックグラウンドのメンバーがいる組織ではありますが、営業がとにかく多いです。22年卒から新卒採用を開始して、22年卒は8名、23年卒は10名の入社が決まっています。
ーーどのようなカルチャーの組織でしょうか?
実はそれがいちばん難しい問題なんです! アットオフィスは業歴20年、実質5年目のベンチャーと言いましたが、実は私は二代目の社長なんです。アットオフィスは私の父が創業した会社で、2023年1月に代替わりして私が社長になりました。
カルチャーや価値観に関しても、父が描いて進めてきた理想像と、私の描く理想像と、今の会社の実態ーーこの三者がそれぞれずれあっていながら、一つの会社のなかに存在しているというのが今のアットオフィスの実情です。
会社のこれからを考えたときに、今の会社をどのように変えていけば良いのか? これまでのどのような部分を大切に守っていくべきなのか? 何がこれからの私たちに重要なことなのか? 二代目社長として、とにかく日々悩み、考え抜いているところです。
一つ、私自身の想いとしては、少しの成長を認め合える組織にしたいと思っています。急激な成長や、目に見える成果だけに目を向けるのではなく、昨日より今日という、ほんのわずかな成長を、お互いに尊重しあえる組織。長く繁栄していく企業を作り上げていきたいと思いながら、新たなカルチャーづくりにも挑んでいきたいと考えています!
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後編をお読みいただきありがとうございます!前編はこちら
アットオフィス様のお話をヒントに、
✔️本業で活躍しているレベルの優秀な副業人材を探したい
✔️自社の抱えている課題を解決できる経験を持った副業人材を探したい
という企業様は、ぜひお問合せ、ご相談ください(相談は無料です)。
シューマツワーカーでは、約 42,000人(2023年4月時点)の豊富な複業人材データベースから、企業様のご希望に沿った人材をご紹介するだけでなく、副業メンバーとして働き始めたワーカー様と企業様に伴走したサポートをご提供しています。お気軽にお問合せください!
最後までお読みいただきありがとうございました。