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フリーランスという選択が、自信と輝きを取り戻した!出産・育児を経たママのキャリア再構築
2025.02.21
2025.04.30
大手インターネット広告代理店から独立して4年、Web集客の知見を活かした事業を展開している株式会社RAG様。代表二人のチームワークで「2人でなんでもできる & なんでもする」という体制から、業務委託メンバーと「チームをつくる」体制に変えて、事業が成長中! 次の挑戦も見据えたお二人に、お話を伺いました!
会社名 | 株式会社RAG |
事業内容 | デジタルマーケティング支援事業 インターネットメディア事業 |
業界・業種 | デジタルマーケティング・IT |
従業員数 | 2名(役員) |
設立 | 2021年1月 |
業務委託の職種 | Webエンジニア |
本日ご担当くださっている方のお名前 | 代表者:上原京介 様、小川史基 様 |
Contents
ー どういった事業が中心ですか?
上原 主に2つの事業を展開しています。一つはデジタルマーケティング支援、もう一つはWebメディア事業です。
もともと創業者である僕たち2人とも、大手インターネット広告代理店の出身で、クライアント企業の「広告」に関する課題解決を担ってきた経験を持っています。デジタルマーケティング事業ではその経験を直接的に生かして、顧客企業の広告予算の使い方やクリエイティブ、さらには訴求のアドバイスなど、幅広くご支援しています。
一方、現在はもう一つのWebメディア事業が成長してきていて、売上も大きくなりました。Webメディア事業は、過去のWeb集客の知見を生かして、アフィリエイトサイトを運用しています。ジャンルは幅広く、人材、金融、クリニックなど10以上の比較サイトを立ち上げて、運営しています。
ー どのような組織体制ですか?
上原 会社のメンバーとしては、本日参加している僕と小川の2人です。2人で柔軟に対応していますが、業務委託メンバーが入るまでは2人きりだったので、2人でなんでもやる、全てやる、という体制でした。スキル面でお互いに、カバレッジが大きく異なるわけではないのですが、役割分担では、僕がクライアントやASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)など取引先とのやりとり、広告運用やサイトデザインなどを担当し、小川がコーディングやサイトの開発を担当することが多いです。
ー 2人体制での事業展開に、課題はありましたか?
上原 事業拡張していくにあたってリソースが足りなくなっていたのが、大きな課題でした。「重要なところにリソースをかけられない」「将来に向けた新しい挑戦ができない」というのが、大きな課題でした。
小川 特に足元の事業、アフィリエイト事業でリソースが十分にかけられないということは、課題感が大きかったです。
アフィリエイトサイトの運用において、核となるのが広告運用です。アフィリエイトサイトの価値は、Web上で多くのニーズを持つカスタマーが集まるサイトであるということですから。常に広告運用を最適化し、効率的にWeb上での集客をできるかどうかが、肝要になります。ところが、僕たちの当時の状況では、肝心の広告運用に、十分にリソースを割けなくなりかけていたんです。
そこで業務を見直し、自分たちがより経験を活かせる広告運用に時間を割くためには、自分たちでやっていた「デザイン」「コーディング」などの非専門分野を外部委託していくべきではないかと考えました。それまで、自分たちでできることは、自分たちで学習しながら対応していましたが、事業成長のために方針転換が必要になったのだと思います。
ー 「デザイン」「コーディング」をまず対象にされたんですね。
上原 はい。例えば「デザイン」であれば、その分野のスペシャリストが担当してくれた方が、クオリティが上がりますよね。リソースだけでなく、クオリティも向上できれば、サイトの成長に結びつき、事業成長に貢献します。
ー RAG様では、これまで業務委託の方と働いたことはありましたか?
小川 バナー作成をクラウドワークスに発注したりなど、単発の依頼はしたことがありましたが、業務委託人材のマッチングサービスを利用するのは初めてでした。
また、シューマツワーカー以外にも複数のサービスに問い合わせ、人材を紹介してもらいましたが、期待していたようなレベルの人材が集まらず、そちらは断念しました。
上原 シューマツワーカーは、最初にミーティングしてから数日後には、何名か候補者の方をご紹介いただいたんですよね。そのときにすでに、「業務をしっかりと任せられそうだ!」と感じました。
また、サービスの紹介を受ける中で、人材と案件がマッチしない場合には、解約を相談することもできるということを知り、安心感がありました。まずは試してみるということができますから。
ー それでは、すぐに人材が紹介されて、良かったんですね。
上原 ところが、最初にお願いした方は、1ヶ月で契約終了させていただくことになりました。実際に業務スタートすると、業務に関するコミュニケーションが円滑にいかないことがいくつか続いたんです。僕たちが想定していたよりもレスポンスが遅かったり、急なお休みで連絡がつきにくくなったり。
小川 また、デザインのアウトプット自体も、僕たちが期待していたレベルではなかったんですよね。これでは継続してお任せするのは難しいと思い、悩んだ末に、シューマツワーカーの担当者に相談しました。この体験でやはり、「業務委託って難しいのかもしれない」と不安になりました。
ー その後どうなりましたか?
上原 その後、シューマツワーカーの担当者がすぐに新しい業務委託メンバーをアサインしてくれ、その方の稼働がスタートしました。
新しい方になって驚きました。コミュニケーションがとても円滑で、対応スピードも早く、デザインのアウトプットも安心してお任せできるレベルのものを出していただいたんです。
小川 この方に出会い、継続的に業務委託メンバーと働いていくイメージがつかめました!3,4ヶ月目で業務委託メンバー側のご都合によって、一度中断したんですが、その後また続けていただいています。
上原 さらに、その後シューマツワーカーに相談して、3人目、4人目とデザイナーの方に入っていただくことができ、デザインやコーディングをしていただいています。複数名に同時稼働していただく体制ができたことで、サイトの立ち上げスピードが格段に上がりました。
それまで自分たちで全て対応してきましたが、委託のための費用を多少かけてでも、業務委託メンバー複数名と一緒にやっていくというチームができたことは本当に良かったと思います!
ー 想定していた以外での成果などはありますか?
小川 業務委託メンバーが入ってから、サイトの立ち上げスピードが上がったのがやはり最も大きな成果です。
一方で、僕たちはこれまで、事業に必要な業務を自分たちで行ってきました。そのため、業務の進め方が我流になっていたところがあったのですが、大企業や上場企業でフロントエンドを担当しているような業務委託メンバーに、「こうした方が効率的ですよ」「このやり方はおすすめです」といったアドバイスや情報をもらえたのは、とても良かったです!
サイトをただ作るというだけではなくて、いかに効率化していくか、といった新たな視点を採り入れられたのは、業務委託メンバーと働いていく上での、想定以上のメリットでした。
上原 デザインの幅も広がりました。例えばかわいらしいポップなデザインなど、僕たちではなかなか作れなかったデザインを出していただいて、ターゲットを広げることもできました。
また、クオリティも上がりましたね。そういった成果により、広告効果も上がりました!
ユーザーがサイトに訪れ、購入に至る割合をコンバージョンレートというのですが、実際にコンバージョンレートが上がりました。
小川 アフィリエイトサイトの運用は、サイト立ち上げがゴールではなくて、そこからの運用も非常に重要なんです。広告も含め、細かく改善をしながら運用していかないといけません。2人で10サイトを見ていると、こちらのサイトを見ている間にこちらのサイトの改善がおろそかになり・・・と、まるで10枚の皿回しをしているような状態でした。その状況が改善できたのはありがたいです。
ー 今後の副業・業務委託人材の活用について教えてください。
上原 アフィリエイト事業については、今後も様々な分野に挑戦していきたいので、引き続き業務委託メンバーと一緒にやっていきたいです。
また、サイトのデザイン・コーディングだけではなくて、広告運用においても、業務委託メンバーに依頼できる業務があるのではと考えています。シューマツワーカーには広告運用のスキルの高い人材も登録されていると聞いていますので。
あとは業務効率化の面でもアドバイザーとして入っていただけるようなハイスキル・経験豊富な人材に入ってほしいです。生成AIに強い人材や、業務効率化を専門にしている方など、今後募集したいと思っています。自分たちの作業や会社全体の業務を最適化していき、より企業全体の生産性を高めていきたいです。
ー 独立して4年です。今後、御社でやっていかれたいことはありますか?
上原 Webメディア事業は今後も拡張していくことを考えています。新たにサイトを立ち上げていくにあたって、候補となるジャンルの市場規模やニーズを分析します。流行が影響するようなジャンルではなく、カスタマーにとって常に課題やニーズがある、あるいは常にカスタマーが存在するようなジャンルを選定していきます。
でもいつか、それも頭打ちになるタイミングが来ると思っています。そのときのためにも、新たな分野や事業への挑戦もスタートさせたいです。うまくいっているうちに動き始める、というのが信条です。そして、新たな挑戦をしていくときにこそ、お互いのリソースをしっかりと空けておくことが重要だと思っています。
小川 社員を雇用して組織を大きくすることも、一つの選択肢ではあります。でも今のところ、外部の業務委託メンバーのリソースを借りて売上をのばしたり、自分たちのやりたいことに挑戦する、ということが実現できています。だから引き続き、こうした形で、自分たちのやるべきことを探り、フォーカスしていきたいです。
ー 実際に一緒に働いて、副業・業務委託人材を活用するメリットは何でしょうか?
上原 重要な業務に、自分たちがリソースを避けるようになったのが何よりのメリットでした。
広告運用は、より時間をかけて、分析し、改善のアクションを取ればとるほど成果につながります。いかにそこに時間をかけられるかが事業成長のポイントだったことが、今の体制ができて明確になりました。これまでは、だんだんとサイト数が増えて、リソースが減ってしまっていたのですよね。今の体制ができたのは、本当に企業としてよかったです。
小川 チームに寄り添ってくれるハイスキルな人材が入ってくれるというのも良いところです。サイト立ち上げといった単発のご依頼では、その後にサイトの改善や修正など、その都度、発注をしなくてはなりません。そうではなく、業務委託メンバーはワーカーさんとのやりとりで「今月これをお願いできますか?」「いいですよ」とコミュニケーションをとり、進めることができます。サイトの立ち上げ・改善といった領域にフィットしている形だったなと思います。
ー シューマツワーカーで良かったことはありますか?
上原 シューマツワーカーは、こちらの要望に対して見合った人材を紹介してもらえます。多くのスキルの高い人材が、幅広いジャンルで登録されているので、細かい要望に応えてもらえるのがよかったです。
また、シューマツワーカーは個別に企業の専任担当者がつきますよね。小さな疑問や、言いにくいことなども気軽に、チャットなどを通じて相談できて、ありがたいです。それこそミスマッチが起きた際にも、すぐに対応してもらえ、新しい方を紹介してくれました。
時間単価でのお支払いというのも、依頼しやすいです。月ごとの作業量のブレがある業務では、月額固定では依頼しにくいと思うんですが、時間単価なので、企業としては無駄なく、リスクも少なく依頼できます。
小川 活用し始めた当初のことを思い出すと、月間30~50時間の依頼が安定的にできるかという不安もあったのですが、シューマツワーカーへの依頼は、ワーカーの方との合意がとれれば、今月は20時間しかないけれども、来月は30時間お願いする、といった柔軟な対応もしてもらえます。スモールスタートしやすかったです。そうした柔軟性が、弊社のスピードやフェーズにちょうど合っていた、と思います。