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我が国の人材不足における解決策はあるのか
日本の労働力人口減少が社会問題になっています。あらゆる機構や研究所の労働力人口調査が…
2020.07.13
2019.06.02
自社サービスを展開所有する企業において、もっとも重要なポジションのひとつと言われるのがマーケターです。マーケターの判断1つで売上が大きく左右することも多々あります。しかし、やはり優秀なマーケターの採用はかなり難易度が高いです。 さらに、会社や事業のフェーズによっては、週5日分もマーケター業務がない場合もあります。これらの背景から昨今、副業マーケターを活用する企業がどんどん増えています。
そこで今回、副業マーケターがよく依頼される業務をまとめてみました。
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toC商品・toB商品に関わらず、SNS広告は自社コンテンツを持つ企業にとって、重要なマーケティングの選択肢になりえます。しかしSNS広告は管理画面の機能が複雑で、なかなか触ったことのない素人には扱いにくくなっています。そこで、実際に知識と経験のある副業マーケターに運用を任せる企業が増えています。
SNS広告と同様に、リスティング広告を始めとしたWEB広告は重要なマーケティング手法です。マーケターのスキルによって大きく結果に差が出やすく、SNS広告と同じで必ずしも平日昼に作業しなくてもよい業務です。またこの業務自体には週40H(5日×8H)もリソースは必要なく、社内のメインマーケターの業務効率化のために、WEB広告運用業務だけ副業マーケターに切り出すのもおすすめです。
ボタンの文言ひとつで、LP(ランディングページ)のコンバージョン率が2倍~5倍に変わることは少なくありません。
LPや商品サイトのコンバージョン率を上げるために、解析ツールを用いた数値分析や、その分析結果をもとにデザイナーに修正指示を出す業務も副業マーケターに向いている業務です。マーケティングの基礎知識だけでなく、ツールや分析における専門知識が必要であるので、なかなか初心者には難しいところがあり、プロフェッショナルな副業マーケターにお願いする企業が増えています。
掛け捨てにならず資産になるマーケティング手法として、ここ数年オウンドメディアが注目されています。SEO記事コンテンツで自社サイトへの検索流入を多く作れるようになれば、コストを最小限に抑えてリード顧客(ユーザー)を集めることができます。そのために重要なのがSEOマーケターです。
検索されるワード選定から記事コンテンツを企画し、ライターに発注・編集する業務です。これらは必ずしも平日昼に作業しなくてもよく、またペースコントロールできるので、副業マーケターでも十分に成果を上げることができします。
toB商材を販売する企業において、オンラインマーケティングだけでなくオフラインマーケティングは重要です。自社セミナーや共催セミナーでリード顧客を多く集めるマーケティング手法はコスト面でもかなり有効で、月10回以上行っている企業もあります。ただしコストがかからない反面、工数がかかるのも事実です。セミナーや勉強会は平日の夜に行われるケースも多いので、副業マーケターに依頼しやすい業務の一つです。
セミナーや勉強会、展示会で集めたリード顧客をMA(マーケティングオートメーション)ツールでナーチャリングし顧客化するマーケティング手法が近年注目されています。しかしMAツールの運用、特にメルマガコンテンツ作成は専門性も高く、且つMAにおいて重要な業務になります。未経験者がやるよりも、まずはMAツールのプロフェッショナルである副業マーケターにお願いするのがおすすめです。
今後ますますリアル店舗を介した対面販売からインターネットでモノを売る時代は進みます。今までリアル店舗しか持っていなかった様々な業界で、ECサイト・ECモールでの売上比率はどんどん上がり、ECマーケターの需要はどんどん高まっています。
マーケティングにおいて最も重要なのは、手法ではなくその前提の “戦略設計” です。上記に述べた多くのマーケティング手法に対して幅広く知見があり、またブランディングやPRの観点も持ちつつ、企業・商材毎に最も適した戦略を策定しKPI管理・運用できるCMOクラスのマーケターは市場価値が非常に高いです。
CMOを採用するよりも、まずはCMOクラスの方に副業で携わってもらい、教育も兼ねて社内マーケターと連携しつつ戦略設計をしてもらうのはいかがでしょうか?
ご参考になりましたでしょうか? もし社内でこれらの需要があれば、副業マーケター活用のチャンスです。優秀なマーケターこそ市場価値が高いので、他社よりも先に副業マーケター活用を始めましょう。