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「副業・兼業」を取り巻く現状とは。企業の取り組み事例もご紹介
近年、多様な働き方を尊重し、社員のニーズに応えるための取り組みが進み、副業・兼業が広く認められるようになってきました。今回は、企業で副業や兼業の解禁に拍車がかかってきた理由や、副業や兼業に取り組み成功している企業4社についてご紹介します。
2023.05.26
2020.07.16
副業社員をうまく活用している企業はどんなことを心掛けているのか。まとめてみました。
副業活動は、えてして孤独になりがちです。副業先から「業者扱いされる」「仲間として見られていない」というスタンスは副業社員の方にとって、エンゲージメントを低くする要因となります。本業がある方にとってはエンゲージメントやモチベーションが低くなってくると、「どうせ副業だし辞めてもいいか」というっ考えに陥ってしまうことも・・・。
それを防ぐために、副業社員にも「自社のメンバーの一員」として働いてもらう環境づくりが非常に大切です。情報は全て開示する、社内の飲み会は副業社員の方も誘う、他部署の社員にも会わせるorコミュニケーションをとらせる、一緒に働く仲間として日ごろの感謝の気持ちを伝えるということで副業社員のエンゲージメントとモチベーションを高めることになります。
また、フリーランスや副業で働くような人材は、成長やスキルアップに対して貪欲なタイプが多いため、働きぶりや仕事の成果に対して、適度なタイミングで度々フィードバックを行うことで、仕事の質も本人の活動意欲も高まることが多いです。
定期的に業務の進捗確認をすることはとても大切です。いつも見えるところで作業している自社の正社員と違い、副業社員はリモートワークで平日夜や土日と自社とは非同期で働く方が多いです。
また、勝手知ったる自社の社員とも違い、自社のことや業務についてどこまでイメージを共有できているかも不透明なため、デザインをお願いして出来上がったものを見ると思っていたのと全然違う、というのもしばしば起こりえます。最初のほうは特に定期的もしくは細かくアウトプットや業務進捗を積極的に確認して、フィードバックをしながら業務を進めていくことが大切です。
2.でも記載しましたが、副業社員の方はリモートワークで、かつ非同期、限られた時間で働く方が多いです。自社の正社員の方々と同じようなタスクの振り方をしてしまうと、うまくいきません。
業務を切り出す際は、下記を意識して切り出すことをおすすめします。
初めてやりとりをする相手にいきなり大きなプロジェクトやタスクを任せるのはリスクがあります。どれだけ実績のある副業社員でも、自社にとってのパフォーマンスの良し悪しの判断には、相性や仕事の進め方が違う場合、大きなトラブルになる可能性があります。
まずは軽めで短期のタスクを任せ、フィードバックを繰り返すことで自社のやり方を理解してもらい、徐々に大型で中長期的な仕事を任せていくようにすると、ミスマッチを防ぐことができます。