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企業が副業社員を活用する6つの理由
働き方改革によって、個人の働き方がどんどん多様化しています。労働人口減少や、個人の意識…
2020.07.15
2025.12.11
この10数年、多くの企業が直面しているエンジニアの”採用難”。大手企業・中小企業やスタートアップ・・・企業規模を問わず、エンジニアの力が必要になっている現在、ますます多くの企業がエンジニアの採用に挑戦していますが、採用の競争力や、正社員として雇用するリスクなど、多くの問題が立ちはだかります。
今回は、多様な働き方の中でも「副業」に焦点を当てて、“エンジニア採用をいかに乗り越えるか”を特集します! 月間稼働時間や成果など、具体的な事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ここ数年広がりつつある「副業」という働き方ですが、副業人材を受け入れている企業はまだ少数。とはいえ、人材不足の解消だけではなく、売上UPや業務効率化など、事業成長に貢献する働きをしてくれる副業人材もいて、「副業メンバーが入ってくれて本当に良かった!」という企業もありますので、新たな働き方・雇用形態として、気になる企業の方は多いのではないでしょうか。
採用難が続くエンジニア(開発職)でも、副業人材の受け入れが、見事に解決策になった!というケースは多いのです。では、そうした成功企業で、そもそもエンジニア職の副業人材を受け入れた背景はどういうものだったのでしょうか。
まず多いのが、やはり「正社員エンジニア」が採用できなかったから、というケースです。
正社員エンジニアに入社してもらうことを目指して採用活動を続けたけれど、なかなか採用に至らない、条件が合わない、求めるスキルやレベルのエンジニアが採用市場にほとんどいない・・・
そこで、新たな選択肢として、「正社員」ではなく、他社に勤めながら、就業時間外で自社の業務をこなす業務委託契約で働いてくれるエンジニアに、チームに参画してもらうというケースです。
次に、スタートアップや大企業の新規事業チームなど、開発しているプロダクトやサービスが、継続的に続くかどうか不透明であるようなケースがあります。
意欲の高いエンジニアに一緒に0→1の開発を進めてほしいけれど、新たなメンバーの正社員採用には、事業や企業の都合上、リスクがあり難しい。そのような場合に、正社員ではなく、業務委託の人材にチームに入ってもらいたいという背景です。
最後に、開発会社やエンジニア派遣会社へ人材をお願いしたり、開発を委託していたけれど、それがうまくいかなくなったというケースもあります。初期開発はいいけれど、保守・運用や改善のたびに見積・発注が必要になるのが、開発スピードを妨げたり、コストがかかりすぎるということもあるようです。
そこで、柔軟にチームに寄り添ってくれる副業人材に業務委託することで、必要なスキルを持つ人材に、必要な時間、最小限のコストで対応してもらうことが可能な体制に変更したというケースです。
とはいえ、はじめて副業人材を受け入れる企業は多くの不安がありますよね。よく聞かれるのは、「月40~60時間程度で何ができるのか」「リモートワークできちんと意図が伝わるか」「副業エンジニアもチームで働けるのか」などの不安です。
そこで今回は、副業エンジニア活用の成功企業が、どのようにその不安を乗り越えたのか、具体的な事例記事を紹介していきます。
正社員であれば月間稼働時間は160時間以上という時間が確保できますが、副業人材の月間稼働時間は40時間、60時間、80時間など、正社員に比べて短時間です。この短時間の稼働で、開発プロジェクトに参加してもらって「何ができるのか?」「意味があるだろうか?」と思われる方もいるかもしれません。
ご紹介するのは、
「想いと想像力で、社会の未来を切り拓く」総合DX支援事業を展開する株式会社INAP Vision(アイナップビジョン)様の記事です。
受託開発事業を受け持つ開発部門は、エンジニアの採用活動の難易度が上がる中、リソース不足が常に課題となっていました。なんと人材採用のため、開発部門の拠点を東京都から福岡県に移転されました。「ピンポイントでスキルフルなエンジニアが助けてくれるような仕組みはないか」と探している中で、副業人材サービス「シューマツワーカー」の副業人材の活用に辿り着きました。
INAP Vision様での募集は、月60~80時間の稼働を条件とされています。
具体的にこんなイメージで、業務を任されたそうです。
そして副業人材と働くうちに、副業メンバーの“柔軟な対応”に助けられることも。
株式会社INAP Vision(アイナップビジョン)様の記事はこちら:

※紹介内容・記事は掲載当時のものです
▼コメント抜粋
正社員エンジニアがオフィスで開発業務を行う企業では、リモートワークを希望することが多い副業エンジニアがチームに入ることに、不安を抱かれることもあるのではないでしょうか。
次にご紹介するのは、
シェアリングエコノミーを実現するパッケージの開発・提供ソフトウェア開発等を手がける大阪拠点のIT企業、株式会社カスタメディア様。
カスタメディア様では、社内には専門のアプリ開発者をおかず、外部委託先のエンジニア派遣会社にエンジニアリソースを提供してもらって対応してきましたが、専門的な知見を持つ開発者のリソースが不足する状況が生まれ始めていました。
そこでシューマツワーカーに相談すると、1~2週間で適した人材を紹介されました。
「(正社員メンバーは)開発拠点にしているオフィスに出社して開発を進めるのですが、副業メンバーはリモートワークになるので、正社員とは違う働き方になりますので、多少心配はしていました」と話すカスタメディア様でしたが、
「定期的に作業進捗が見えるように報告してくれ、丁寧に進めてもらえるのが非常にありがたい」
「丁寧な報告と確かなアウトプットが心強い」
と、すぐにその心配はなくなったようです。
さらに、リモートワークであっても、提案や目配りの効いた開発姿勢が、チームに寄与する局面も。
株式会社カスタメディア様の記事はこちら:

※紹介内容・記事は掲載当時のものです
▼コメント抜粋
基本的にチームでの開発体制が確立されている中に、副業メンバーが入るとどうなるのか、という不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。副業エンジニアは様々なチーム開発に入っており、アジャイル開発やスクラムのような体制もあれば、ウォーターフォール開発で一部分を担う働き方や、一部の業務をしっかりと切り出されているケースもあります。
ご紹介するのは、
ECサイトに特有の「レコメンド」「レビュー」「サイト内検索」などの機能を提供し、日本のさまざまなECサイトを使いやすく・買いやすくしているIT企業、ナビプラス株式会社様。
ナビプラス様にはいくつものプロダクトがあり、忙しくなりがちなインフラチームでは、常にタスクがあふれている状態でした。エンジニアのリソース不足です。シューマツワーカーに相談すると、「副業ならば」と興味を持った、経験豊富なインフラエンジニアが紹介されました。
この副業エンジニアの場合には、正社員で構成された既存のインフラチームに、新たなメンバーとして、「急ぎではないけれどやらなくてはならない」タスクを拾うことのできるポジションとして入ったのです。
このポジションを新たにチームに取り入れることで、チームにも良いインパクトがありました。
ナビプラス株式会社様の記事はこちら:

※紹介内容・記事は掲載当時のものです
“副業”エンジニア特集をヒントに、
という企業様は、ぜひお問合せ、ご相談ください(相談は無料です)。

シューマツワーカーでは、約 180,000人(2025年7月時点)の豊富な副業人材データベースから、企業様のご希望に沿った人材をご紹介するだけでなく、副業メンバーとして働き始めたワーカー様と企業様に伴走したサポートをご提供しています。お気軽にお問合せください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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