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オフィス街でロボットを作る企業が、副業マーケターと目指す次のフェーズとは|ugo株式会社様
2本のアームと移動機能を備えた、遠隔と⾃動化のハイブリッド制御を採⽤した次世代型アバターロボット「ugo(ユーゴー)」を提供するugo株式会社様。 副業人材の活用により、製造業 × SaaSに知見のあるメンバーとともに新たな施策に挑戦、見事成果が出て、次なるPMFに向けて開発を進めておられます。
2023.02.22
2024.08.30
企業名 | :株式会社UPDATA |
インタビューに答えてくださった方 | :執行役員 MagicSuccessグロースマネージャー・ダイヤモンドテール事業責任者・HRマネージャー 関戸 翔太 様 |
業種・業界 | :IT業界 |
従業員数 | :3名 |
副業人材の職種 | :エンジニア |
ー まずは事業について教えていただけますでしょうか。
株式会社UPDATAは2007年に立ち上げた会社で、提供しているサービスは2つ、「MagicSuccess」と「ダイヤモンドテール」です。「MagicSuccess」は既存顧客支援に特化したカスタマープラットフォーム、「ダイヤモンドテール」は不動産会社専門のホームページ制作ツールです。
私は2008年に入社して、今は「MagicSuccess」のグロースマネージャー、「ダイヤモンドテール」の事業責任者、HRマネージャーを兼務しています。
ー UPDATA様はどのような組織ですか?
正社員は必要最低限の人数で運営しており、様々なポジションを、副業や業務委託のメンバーを中心としたチームづくりを行っています。具体的には、「MagicSuccess」チームでは、正社員は代表と私のみで、エンジニア・デザイナーが6名いますが、全員が副業・業務委託メンバーです。
MagicSuccessで活躍しているメンバーの採用基準にはこだわっており、副業で参加いただいている方の本業の会社は、スタートアップが多く、いずれも技術力が求められるサービスを運営しており、本業のチームの中でもエース級に活躍している方が多い印象です。
ー 副業メンバーを採用することになった理由やきっかけは何でしたか?
副業メンバー中心のチームづくりをしている理由は、「MagicSuccess」が非常にテクノロジードリブンのサービスであることです。
「MagicSuccess」の大きな特徴は、自社サービス(顧客企業がカスタマーに提供しているSaaSなど)のデータをMagicSuccess内にノーコードで取り込めるデータプラットフォームの機能です。
通常、データを取り込む機能はETLというカテゴリになるのですが、この機能を開発するには技術的に非常に高水準のレベルが必要になります。普通のWebアプリケーションエンジニアでは、「MagicSuccess」を構築していくのは難しく、データエンジニアリングに加えてバックエンドスキルなどの専門性が必要な領域です。
そのようなハイスペックなエンジニアは、正社員としての採用が非常に難しいというのはシステム開発に着手する時点でわかっていました。。一方で社会的な変化として、リモートワークや副業といった新たな働き方が増えました。そんな社会的な変化も受けて、採用のレベルを妥協せずに優秀な人たちと仕事をしていくために、副業メンバー中心のチームを目指すことにチャレンジを決めました。
副業メンバーを中心に考えると、一つのポジションを複数のメンバーで運営できて1人のメンバーに依存しない体制を作ることができますし、人間関係に関しても起業直後の創業メンバーを集めるよりも、関係性も少しカジュアルな、適度な関係で業務が推進できるので、ミスマッチのリスクも低減できます。
ー その中で、シューマツワーカーにお声がけいただいたきっかけはなんでしょうか?
多くの副業サービスがあるので、いくつかのサービスを試していますが、シューマツワーカーの取締役でもある星さんが主催されていたHR飲み会に参加させてもらったのがシューマツワーカーとの出会いでした。その後、シューマツワーカーの人材紹介でご紹介いただいた方を、実際に弊社で契約させてもらう実績が出ているので、頼りにしています。今も人員の募集があるときには真っ先に相談するようにしています。
ー シューマツワーカーへの相談から採用まで、どのような流れでしたか?
最近入られた副業フロントエンドエンジニアの方の場合、累計231人の候補者の方を検討し、最終的にシューマツワーカーから紹介してもらった1名に決まりました。
231人の候補者は、10以上の採用媒体とエージェントに掲載・相談し、応募いただいた方や紹介いただいた候補者です。ある媒体では100人以上の応募があり、あるエージェントからは40人以上紹介してもらいました。しかし、たくさん応募や紹介があったとしても、書類選考の時点でほとんどがお見送りになってしまいます。
一方で、シューマツワーカーからは3人の人材を紹介いただいて、そのうちの1人の方に決まりました。つまりシューマツワーカーの紹介の質は非常に高かったんです。
ー どのような点を評価されたのでしょうか?
大手採用SaaSのグロースに携わった経験、マーケティング系のデータプラットフォームの開発経験など、事業の成長フェーズとデータテクノロジーに強いサービスの開発をしてきた経験を評価しました。
ー 半年程度ですが、一緒に働かれていかがですか?
最高です。プロダクト開発が前進しました。
例えば「MagicSuccess」は、大量のデータを「どう見せていくか」がフロントエンドで最も重要な部分ですが、出来上がった画面はシンプルに見えても、「シンプルに見せる」にはスキルが必要です。
今回入ってくれた副業メンバーは、フロントエンドエンジニアでありながらデザインスキルやデータエンジニアリングの知見もあり、フロントをしっかり任せることができるんです。
ー シューマツワーカーでよかったのはどのような点でしょうか?
シューマツワーカーに相談して、結果が出たのが全てだと思っています。つまり、良い方を紹介してもらえたということです。副業でも超優秀な方を、こだわって採用している弊社にとっては、いちばん助かることですし、重要なことだと思います。
応募数や紹介数は多ければいいというわけではないということも、今回の結果からよくわかりました。人材のマッチングに関しては、いかに企業の課題を理解して、適切な方を紹介いただけるかどうかです。シューマツワーカーは、そこを質高く実現しているサービスだと感じます。