マーケティングで事業成長を実現したい!辿り着いた解決策はシューマツワーカーの“副業”人材

会社名株式会社システムシェアード
事業内容エンジニア向け研修の開発・運営(東京ITスクールなど)
業界・業種IT・教育事業
従業員数748名(単体342名)
業務委託の職種SEO、Google広告運用、セミナー企画運営、事業立ち上げ
インタビュイー執行役員 田窪建太様

エンジニア向け研修の最大手である株式会社システムシェアード様。IT教育・研修事業を中心に多彩な事業を展開しているシステムシェアード様では、現在、新たにメディア事業を手がけられています。

今回は、執行役員の田窪様に、この新たな事業を中心にマーケティングや事業立ち上げなど、シューマツワーカー経由で参画した副業メンバーが活躍している様子をインタビューしました。前編では、社内に知見がない場合の解決策としての副業人材の活用について、後編では具体的な業務やアサインの方法など伺いましたので、ぜひご覧ください!

エンジニア研修の最大手企業が、広告事業を買収し運営をスタート!

ー まずは事業について教えていただけますでしょうか。

システムシェアード本社の主事業は、IT教育と開発事業です。

中でもIT教育事業は、国内でエンジニア向け研修の最大手になっています。常時だいたい3,500人の方が、システムシェアードの提供している研修を、全国各地で受講されています。IT系でない方に向けた研修も多いです。最近では企業でDXの知識を高めるニーズが高く、DXに関するEラーニングのシステムを企業に提供したり、セミナーを提供したりしています。

一方で、2年ほど前にM&Aで仲間入りしたグループ会社では、広告事業を展開しています。私は、その事業を担当しています。今日お話しさせていただくのは、こちらの事業が中心です。

ー 全社としては、どのような組織体制ですか?

組織全体では750名程度の従業員がいて、教育事業だと85名の社員、社外からのサポートメンバーを含めると130名程度います。一方、新たな広告事業のグループ会社は、まだメンバーは10人程度。少人数で事業成長を目指しているところです!

社内にマーケティング人材が不足。シューマツワーカーに相談

ー 広告事業を始めるにあたって、課題はありましたか?

もともとシステムシェアードという会社は、エンジニアと営業、IT講師の人材はたくさんいるのですが、マーケティングに知見のあるメンバーがあまりいなかったことが課題になりました。というのも、メディア運営などの広告事業というのは、マーケティングの知見が不可欠な領域ですから。

そこで、既存の社員もマーケティングを勉強しつつ、マーケティングの知見と経験のある人材を募集したいと考えたんです。

ー そこでシューマツワーカーにお声がけいただいたのですね。

そうです。それが、2年ほど前のことです。

M&A前にその事業を行っていた元社長が、もともとシューマツワーカーを活用していて、とても良いと話していたことが、シューマツワーカーに問い合わせたきっかけでした。

でも当初は、シューマツワーカーだけに相談したわけではなくて、同時に別の人材サービスでも募集をしました。ですがそのうち、実際にシューマツワーカーから入ってくれた副業メンバーがとても良かったり、シューマツワーカー担当者とのやりとりが迅速で頼りになることがわかり、現在では、広告系のマーケター人材が必要になるとシューマツワーカーに相談するというのが習慣になりました。

SEO対策とGoogle広告の知見のある副業メンバーがさっそく参画!

ー マーケティング領域で人材を募集されたのですね。

はい、具体的にはSEO関連施策を進めてもらっている副業メンバーが最初でした。LP制作やオーガニック流入を促す施策全般のディレクションをしてもらっています。もう一人、Google広告の運用をお願いしている副業メンバーがいます。Google広告の目標達成に向けたディレクションを担当してもらっています。

ー 外部メンバーと一緒に働くということについては?

以前から、システムシェアードの既存事業で、多くの外部メンバーと一緒に働く機会がありました。なので、どういうやり方で、どういう経験を持っている方に入ってもらうとうまくいくかについては、想像できていた部分も多少はありました。

また、社内でPDCAを繰り返す中で、事業を進めていくためにどういう方が必要なのかが判断できるようになっていったので、どういった募集を出せばいいかは不安なく進められました。その上で、初めはスモールスタートしつつ、良いプロ人材の方が多いことがわかったことで、副業メンバーを増やしていきました

「どんな人に入ってほしいか」募集の前にペルソナを設定

ー たくさんの方をディレクションされる中で、「人材の見極め」は重要ですか?

非常に重要だと思います。当社では、募集を開始する際に、シューマツワーカーの担当者に「今、弊社で求めている人材」のイメージをお伝えしています。それも、どのような経歴で、どういった経験をしていて・・・と、かなり具体的に考えて伝えます。ある程度「ペルソナ」まで決めた上で、募集をスタートすることにしているんです。

例えば、広告事業でいえば、メディアで新たな人材を募集する場合に、「Google広告スペシャリスト」「○○業界での勤務経験」「自分でできてほしい業務レベル(指示の要否)」を設定した上で、シューマツワーカー担当者に伝え、募集をスタートしました。

ペルソナ作りが効率的な採用に必須だったというのも、外部メンバーをたくさん受け入れていく中で試行錯誤しながらわかってきたことです。もちろん、基本的には一緒に働き始めてみないとわからないところもあります。

ー 業務委託人材でも、採用時にペルソナを設定しておくというのは効果的なんですね。SEO担当者を募集された際のペルソナも教えていただけますか?

事業フェーズとして、中堅大手企業の成長フェーズでの経験があることを、まずはペルソナ要件として設定しました。というのも、弊社の事業においてはこれからまさに、中堅大手に成長していくことを目指していくフェーズだからです。その過程でどういった目標達成に向けた体制や打ち手の展開が必要になるのか、肌感覚としてわかっている人材に入ってもらえたらと思いました。

また、商品展開が多いため、新規で必要となったLPをその都度制作していっていただける柔軟性。ITスクールの運営部とのやりとりも多いため、コミュニケーションスタイルが柔らかめで調整力やコミュニケーション能力が高いこと、などがありました

事業の理解が深かったシューマツワーカーの担当者

ー そのペルソナを伝えて、どのくらいの期間で副業メンバーが決まりましたか?

1ヶ月以内に決まりましたね。そして、ドンピシャな方でした! 最初の打ち合わせ時点でどういう方を求めているのかを伝え、すぐに良い人材を紹介してもらえましたね。

ー 良い人材に出会うための秘訣はあるでしょうか?

こちらから人材エージェントに渡す情報や、求める人材に関する情報の解像度の高さがまずポイントだと思います。その上で、その情報をきちんと理解できる担当者がそのエージェントにいるかどうか。そういう方に出会えるかどうか。そして、実際にエージェントの人材データベースの中に、求めている人材と近い候補者がいるのかどうかだと思います。

その意味では、シューマツワーカーの担当者は弊社の事業やニーズを理解してくれましたし、ぴったりな人材がいる、という感触があります。
考えてみると、私たちは「マーケティング人材」を求めてシューマツワーカーに辿り着いたと言えると思います。先ほども言ったように複数の人材エージェントに依頼しましたが、そもそも候補者が集まらないケースもありました。でもシューマツワーカーではほぼ毎回適した人材を見つけることができています。

ー ありがとうございました!

(続きは後編をご覧ください https://shuuumatu-worker.jp/journal/interview/system-shared02/

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