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【対談企画】新規チャネルでリード数3倍に!シューマツワーカーが行ったBDRの実態をご紹介
株式会社visumo代表取締役社長の井上氏と株式会社シューマツワーカーの田中との対談企画「新規チャネルでリード数3倍に!シューマツワーカーが行ったBDRの実態をご紹介」です。
2023.11.09
2020.07.15
前提として、“副業”という行為自体は本業と違い、「辞めたとしても生活に困ることはない」というケースがほとんどで、何か起きた場合は本業を優先されます。
副業している人は何かしらの理由(≒モチベーション)をもって副業を行っています。また稼働時間が本業より少なく、且つリモートワークである副業は、モチベーションとパフォーマンスの相関関係が大きいです。もちろん、副業社員が自身でモチベーションコントロールをすることは必要ですが、企業としてもモチベーションを把握し、維持していくことこそ副業社員の方にパフォーマンスを上げてもらう一つの施策と言えます。
シューマツワーカーは、これまで300名以上に副業をマッチングしてきて、副業社員には大きく7つのモチベーションがあることがわかりました(以下図を参照)。
その人が内的要素の5つのモチベーションのうち、何に比重を置いているかを企業は把握しておく必要があります。定期的にフランクなコミュニケーションの機会(1on1なら尚良い)を設けて、副業社員のエンゲージメント状況について探りつつ、調整を行うことが必要です。
モチベーションを上げる施策として、例えば、業務依頼の際に、この業務によって得られる経験・スキルを簡単に添えることで『成長への実感』が上げられます。『ビジョン・ミッションへの共感』や『一緒に働く人への尊敬』を高めるために、社員向けの月次報告会や飲み会などに副業社員を呼ぶ企業もあります。
いくら内的要素のモチベーションが十分に高く、エンゲージメントが高いとしても、本業が出張続きなどで忙しくなったり、家族が病気になったりすると、副業社員のモチベーションは相対的に下がります。これらはなかなかコントロールが難しく、副業社員活用のそもそものリスクでもあります。
大切なことは、企業がそのリスクを理解していることと、可能な限り早く副業社員に報告してもらうこと、報告しやすい環境を築くことです。その上で、どれくらいなら稼働できるのか話し合い、双方の期待値をそろえ、また本業もしくはプライベートの状況が落ち着くタイミングで改めて再開できるようコミュニケーションを取りましょう。
いかがでしたでしょうか? 正社員と同じように、企業と副業社員それぞれのエンゲージメントを高め、長い期間高いパフォーマンスを出し続けるために、PDCAを回し知見を貯めていきましょう。