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副業案件が急になくなった! そんなときに慌てないための備え方

「先月まで順調だったのに、突然クライアントから『今月で契約を終了したい』と連絡が来た…」

副業を続けていると、こんな経験をする方が少なくありません。案件が急になくなる。これは、副業という働き方が持つ、避けては通れない現実のひとつです。

でも、だからといって怖がる必要はありません
きちんとそなえておけば大丈夫。「備えがある人」と「ない人」では、同じ出来事でもその後の動き方がまったく違ってきます。

この記事では、副業案件が急になくなる理由を整理した上で、「そのとき慌てないための備え方」を具体的にお伝えします。副業を始めたばかりの方も、すでに副業をしている方も、ぜひ自分ごととして読んでみてください。

目次[非表示]

  1. なぜ副業案件は「急に」なくなるの?
    1. クライアント側の事情によるもの
    2. 自分側の要因によるもの
  2. 案件がゼロになったとき、まず何をする?
    1. ① 収支の現状を把握する
    2. ② 契約終了の理由を、やんわり聞いてみる
    3. ③ 空白期間は短いほどいい。すぐに動き始める
  3. 「急になくなっても大丈夫」をつくる、4つの備え方
    1. 備え① 複数の案件を並行して持つ
    2. 備え② 定期的に実績・ポートフォリオを更新する
    3. 備え③ 人とのつながりを育てておく
    4. 備え④ 副業収入が途絶えても困らない財務的な備えをする
  4. 案件が途切れたときこそ、立て直しのチャンスにする
    1. スキルの棚卸しをする
    2. 新しいことにチャレンジする踏み台にする
    3. フリーランス保護法も知っておこう
  5. 一人で抱え込まず、頼れる存在を持っておく
  6. まとめ:備えておけば、副業はもっと楽しくなる

なぜ副業案件は「急に」なくなるの?

まず、案件がなくなる理由を知っておくことが大切です。理由が分かると「自分のせいだ…」と落ち込みすぎず、冷静に次の手を考えられるようになります。

クライアント側の事情によるもの

副業案件の終了は、あなたのパフォーマンスとは無関係な理由で起きることが多いです。

予算の削減・事業の縮小
クライアント企業の業績悪化や、事業方針の変更によって、外部への発注予算が削られることがあります。「仕事ぶりは満足していたけれど、コスト削減で泣く泣く契約終了に」というケースは珍しくありません。

プロジェクトの完了・方針転換
もともと「このプロジェクトが終わるまで」という区切りで依頼されていた案件は、完了と同時に自然終了します。また、プロジェクトの方向性が変わったり、内製化の方針になったりすることで、外部委託の必要がなくなるケースもあります。

担当者の異動・退職
副業契約は、担当者との人間関係やコミュニケーションで成り立っていることが多いため、担当者が変わると関係がリセットされてしまうことがあります。


自分側の要因によるもの

もちろん、自分側に原因があるケースもあります。正直に向き合っておくことで、次に活かせます。

期待値とのズレ
「こんな感じの仕事をしてもらえると思っていた」というクライアントの期待と、実際の成果物や作業スタイルにギャップが生まれてしまうことがあります。

コミュニケーションのすれ違い
報告・連絡・相談のタイミング、返信の速さ、進捗の共有など、コミュニケーション面でのすれ違いが積み重なり、更新されないケースもあります。

いずれにしても大切なのは、「案件がなくなること自体は、副業においてある程度起き得ること」と理解しておくことです。備えがある人は、それが起きても慌てずに動けます!


案件がゼロになったとき、まず何をする?

案件終了の連絡が来たとき、最初の数日間の動き方が、その後の立て直しの速さを左右します!

① 収支の現状を把握する

まず落ち着いて、自分の収支を確認しましょう。

「副業収入が月にどれくらいあったか」「それが家計全体に占める割合はどれくらいか」「副業収入がゼロになっても、本業の給与だけで生活は成り立つか」を整理してみてください。

副業をしている会社員の方であれば、本業の給与が軸になっているはずです。「副業収入がなくなっても、生活は問題ない」という状態なら、焦らずに次の案件を探す時間が取れます

② 契約終了の理由を、やんわり聞いてみる

可能であれば、クライアントに「今後に活かしたいので、ご感想や改善点があれば教えてください」とやんわり聞いてみましょう。

怒ったり責めたりするためではなく、あくまで「次に活かすためのフィードバック」として聞くスタンスが大切です。クライアント側の事情だった場合は「こちらとしては満足していた」と教えてもらえることもありますし、自分に改善点があった場合は、素直に次に活かせます

また、良い関係を保ったまま終われば「また別のプロジェクトで声をかけてもらえる」可能性も残ります。終わり方は、次への入口でもあります。

③ 空白期間は短いほどいい。すぐに動き始める

気持ちが落ち着いたら、すぐに次の案件探しをスタートしましょう。案件が空白になっている期間が長くなると、実績・経験のブランクにつながり、次の案件が取りにくくなるという悪循環に陥りやすいです。

「ちょっと休憩してから」と思う気持ちは分かりますが、案件探しは気持ちが落ち着いた翌日から始めるくらいのつもりで動き出すのがおすすめです!


「急になくなっても大丈夫」をつくる、4つの備え方

ここからが、この記事の核心です。案件が急になくなったとき、慌てずにいられる人はどんな備えをしているのでしょうか。

備え① 複数の案件を並行して持つ

最もシンプルで効果的な備えは、「1社だけに依存しない」ことです。

副業収入が1社からの案件だけに集中している場合、その1社が終わった瞬間に収入がゼロになります。一方、2〜3社の案件を並行して持っていれば、1社が終わっても他の案件が残ります

「複数案件を並行するのは大変そう」と感じるかもしれませんが、たとえば「メインの案件(週8時間)+サブの案件(週3時間)」という組み合わせであれば、本業との兼業でも無理なく運営できるケースは多くあります。

最初は1社からスタートして実績を積み、慣れてきたら2社目を検討するというステップを踏むのが現実的です。

備え② 定期的に実績・ポートフォリオを更新する

「いつでも次の案件に応募できる状態」を維持しておくことも大切な備えです。

案件が順調に動いているとき、つい「今は忙しいから」と自己アピールのアップデートを後回しにしてしまいがちです。でも、案件が途切れてから実績をまとめようとすると、記憶が薄れていたり、資料が散らばっていたりして時間がかかります。

月に1回でもいいので、「この案件でこんな成果が出た」という記録をメモしておく習慣をつけておきましょう。プロフィールや自己紹介文も、3ヶ月に1度くらいのペースで見直すと、常に「動ける状態」が保てます。

備え③ 人とのつながりを育てておく

案件の次の入口は、意外と「人のつながり」から来ることが多いです。

「前に仕事をした人から声がかかった」「SNSでの発信を見て連絡をもらった」「コミュニティの知り合いから紹介してもらった」……こういった形での案件獲得は、一般的な公募の案件よりも条件が良かったり、スムーズに仕事が進んだりすることが多いんです。

人とのつながりを育てるといっても、特別なことは必要ありません。一緒に仕事をした人に丁寧に接する、SNSで自分の仕事や考えをときどき発信する、業界の勉強会やオンラインイベントに参加してみる。そういった積み重ねが、「いざというとき」の大きな助けになります。

備え④ 副業収入が途絶えても困らない財務的な備えをする

少し地味に聞こえるかもしれませんが、これが実は一番安心感につながる備えです。

副業を続けていく上で、副業収入が数ヶ月ゼロになっても生活に支障が出ない状態を作っておくことを目標にしてみてください。

具体的には、副業収入の一部を「緊急予備資金」として積み立てておくのがおすすめです。一般に、緊急予備資金の目安として「生活費の3〜6ヶ月分」が推奨されています(*1)。

*1(参考) 七十七銀行「生活防衛資金はいくら必要?世帯別目安金額や効率的な貯め方を解説!」 https://www.77bank.co.jp/financial-column/article78.html

会社員の方であれば、本業の給与でまかなえる生活費のベースがありますので、副業収入からある程度を別口座に積み立てておく習慣をつけておくと、心の余裕も生まれます。「副業収入が入ったら、まず2〜3割は積み立てる」と決めておくのがシンプルで続けやすい方法です。


案件が途切れたときこそ、立て直しのチャンスにする

案件が途切れることは、ピンチのように感じます。でも、見方を変えると、それは「自分の副業を見直すタイミング」でもあります。

スキルの棚卸しをする

少し時間ができたとき、「自分は今どんなスキルを持っているか」「どんな仕事が得意か」「どんな仕事が楽しかったか」を振り返ってみましょう。

副業を続けていると、気づかないうちにスキルが積み上がっていることがあります。その棚卸しが、次の案件探しの方向性を決めるヒントになります。

新しいことにチャレンジする踏み台にする

「これまでの延長で仕事をしてきたけど、新しい領域にチャレンジしてみたい」と思っていた方には、案件の空白期間はむしろ好機です。

オンライン講座で新しいスキルをインプットする、今まで応募したことのなかった職種の案件にチャレンジしてみる、ポートフォリオの幅を広げる。少し視野を広げてみると、思わぬ可能性が見えてくることもあります。

フリーランス保護法も知っておこう

2024年11月に施行された「フリーランス保護法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)」により、6ヶ月以上の継続的な業務委託契約を中途解除したり、契約更新をしなかったりする場合には、原則として契約期間が満了する30日前までにフリーランスへ予告することが発注者に義務づけられました(*2)。

つまり、長期の契約であれば「突然明日から終わり」という一方的な終了はしにくくなっています。次の案件を探す時間的な猶予が、法的に守られるようになってきているんです。

*2 政府広報オンライン「フリーランスが安心して働ける環境づくりのための法律、2024年11月からスタート!」 https://www.gov-online.go.jp/article/202408/entry-6301.html


一人で抱え込まず、頼れる存在を持っておく

備えの中で、実はとても大切なのに見落とされがちなのが「相談できる場所を持っておくこと」です。

案件がなくなったとき、一人でうんうんと悩んでいても、なかなか前に進みません。「次はどんな案件を探せばいいか」「自分のスキルで取れる案件はどれくらいあるか」「どうすれば継続してもらいやすくなるか」……こういった悩みは、詳しい人に聞いてみると一気に整理されることが多いです。

副業・業務委託に特化したエージェントサービスは、こういった「いざというとき」の頼り先としてもとても有効です。案件が途切れてから慌てて登録するより、副業を始めた段階から関係を作っておくと、「急になくなったとき」のリカバリーがずっとスムーズになります。

シューマツワーカーでは、副業・業務委託を行う個人の方に専任の担当者がついてフォローアップしています。「今の案件が終わりそうで不安」「次はどんな案件を探せばいいか相談したい」という段階から気軽に相談できますので、ひとりで抱え込まずにぜひ活用してみてください。


まとめ:備えておけば、副業はもっと楽しくなる

案件がなくなることは怖いことのように見えますが、備えさえしておけば「対処できること」に変わります。

今日からできる備えを、改めて整理します。

  • 複数案件を持つ:1社依存のリスクを分散する

  • 実績・プロフィールを常にアップデート:いつでも動ける状態を保つ

  • 人とのつながりを育てる:次の案件は人経由で来ることも多い

  • 緊急予備資金を積み立てる:副業収入の2〜3割を別口座に

  • 相談できる場所を持っておく:一人で抱え込まない

副業は、うまくいくことばかりではありません。でも、うまくいかないときの「対処法」を知っておくだけで、副業との向き合い方が大きく変わります。

備えがある人にとって、副業はもっと自由で、もっと楽しいものになります。あなたの副業ライフが、長く・楽しく続いていくことを心から応援しています。

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