
副業を「やって終わり」にしないために。自他によるフォローアップで今後に活かす!
「副業、ひとまず1件やってみたけれど、この先どうすればいいんだろう」
「始めたときはワクワクしていたのに、気づいたらペースが落ちてしまった」
もしかしたら、あなたもこんなふうに感じたことはありませんか?
副業を始めることは、実は最初の一歩にすぎません。大切なのは、その経験を次につなげて、自分の成長や収入、キャリアに育てていくことです。とはいえ、本業をこなしながら一人で続けていくのは、思っている以上にエネルギーが要りますよね。
この記事では、副業を「やって終わり」にしないために、なぜ、そしてどのような継続的なフォローアップが大切なのかを、データを交えながらお話しします。これから副業を始めたい方も、すでに始めて少し立ち止まっている方も、ぜひ気軽に読み進めてください!
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副業をする人は過去最高に。でも「始めた後」の話は意外と少ない
まず、今の状況を一緒に確認してみましょう。ある調査によると、正社員の副業実施率は11.0%で、調査を始めた2018年以来の最高値になりました(*1)。特に20代の男性で伸びが目立つそうです。
*1 パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」(2025年10月28日)https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/sidejob4/
パーソル総合研究所「「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」を発表」ニュースリリース(2025年10月28日)
https://rc.persol-group.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/news-release-20251028-1000-1.pdf
注目したいのは、副業を始める理由が変わってきていることです。以前は「副収入を得たい」といった収入補填の理由が中心でしたが、最近は「自分のスキルが他の場所でも通用するか試したい」「好きなことをやりたい」といった、キャリア形成や自己実現を目的とする理由が増えていると報告されています。副業が、お金のためだけでなく「自分を成長させる場」として選ばれているんですね。
一方で、始めた後のことに目を向けると、少し気になる数字もあります。別の調査では、副業の経験がある人は39.2%で、その内訳は「現在している」が21.6%、「過去にしていた」が17.6%でした。また、今後の意向を聞くと、66.7%の人が「始めたい・続けたい」と答えています(*2)。
*2 Job総研(パーソルキャリア)「Job総研『2025年 副業・兼業の実態調査』を実施しました」(2025年7月22日)
https://jobsoken.jp/info/20250804/
つまり、多くの人が副業に前向きな一方で、続けていくことには何かしらの壁がありそう、ということです。ここからは、その壁がどんなところにあるのかを見てみましょう。
「やって終わり」になりやすい3つのつまずきポイント
副業が思うように続かない背景には、いくつか共通するポイントがあります。ここでは代表的な3つをご紹介します。
① 「理想」と「現実」のギャップに戸惑う
前述の調査では、副業で実際に得た月収は平均5.4万円、中央値は3.0万円でした。一方、副業で得たい理想の月収は平均10.8万円で、実態と理想には約2倍の開きがあります。また、副業への不安として最も多かったのは「収入に見合わない労力になる」で、43.4%の人が挙げています。
もちろん、副業の価値はお金だけではありません。けれど、思い描いていたイメージと現実が違うと、「このまま続けていいのかな」と迷いやすくなってしまいますよね。
② 時間と体力のバランスが崩れやすい
副業は、本業が終わった後や休日に取り組むことが多いです。前述の調査(*1)では、1か月あたりの副業活動時間は平均23.0時間で、若い世代ほど長い傾向がありました。さらに、本業の残業時間と副業の時間を合わせて月45時間を超える人は3割以上にのぼり、そのうち半数以上が本業先に副業を伝えていないという結果も出ています。
もう一方の調査(*2)でも、「本業が疎かにならないか」を心配する人が31.7%、「プライベートが犠牲になる」を心配する人が34.5%いました。
がんばりたいと思っているタイプ・まじめなタイプほど、つい仕事を引き受けすぎてしまうものです。ですが、無理なく続けられる量を見つけられるかどうかは、副業を続けていくためのキーポイントのひとつです。
③ 契約・お金・手続きの不安を抱えたままになる
特に業務委託で副業をする場合は、契約まわりの確認がとても大切です。前述の調査(*1)では、業務委託の契約時に、内容の修正や変更を求めなかった人が約7割いました。その理由を見ると、何らかの疑問や不満を感じていた人が5割を超えています。つまり、「ちょっと気になるけれど、言い出せなかった」という人が少なくないということです。
さらに同じ調査では、副業の雇用形態(雇用契約なのか、業務委託なのか)を「理解している」と答えた人が7割を超えた一方、提示された2問のケーススタディにすべて正解した人は2割に届きませんでした。「わかっているつもり」でも、実際に判断するのは意外と難しいということですね。ちなみに、ケーススタディに正解した人のほうが、契約時に交渉をしている割合が高いことも示されています。正しい知識を持ち、第三者の目も借りながら進めることが、自分を守ることにつながります。
また、厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(*3)では、副業・兼業で20万円を超える副収入がある場合は、個人での確定申告が必要になると示されています。こうした手続きも、初めてだと戸惑いやすいポイントです。
*3 厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(令和4年7月改定)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000962665.pdf
小さな不安は、放っておくと「もう面倒だな」という気持ちにつながりがちです。気になったときにすぐ確認できる場所があるかどうかが、継続のカギを握っています。
“他者”による継続的なフォローアップがあれば・・・そのメリットとは?
副業サービスの中には、副業を始めた個人の方に向けて、継続的にフォローアップをしてくれるものもあります。
副業を始めた後も継続的なフォローがあると、どんな良いことがあるのでしょうか。ここでは4つのポイントにまとめました。
- 迷ったときに、すぐ相談できる 小さな疑問や不安をその場で解消できるので、モヤモヤを抱え込まずに済みます。
- 経験を振り返り、次につなげられる 1つの案件が終わったときに、「何が得意だったか」「次はどんな案件に挑戦したいか」を一緒に整理できます。
- 条件や契約を、安心して確認できる 報酬や業務範囲、稼働時間など、自分では聞きにくいことも、間に入ってもらうことで確認しやすくなります。
- 自分に合ったペースを見つけられる 本業とのバランスを見ながら、案件の量や種類を調整できます。
フォローを受けることは、決して「頼りない」ことではありません。むしろ、限られた時間のなかで成果を出したい人ほど、客観的な視点を取り入れることで、遠回りを減らして効率よく成長していけます。
こうして経験を重ねていくと、副業は「単発の挑戦」から「キャリアを広げる大切な土台」へと育っていきます。実際に、前述の調査(*1)では、副業経験者の6.7%(20代では13.6%)が、副業先の企業に転職した経験があると回答しています。副業をきっかけに、新しいキャリアの扉が開くこともあるんですね。
今日からできる、セルフフォローのコツも解説!
「フォローが大事なのはわかったけれど、まずは自分でできることから始めたい」という方もいらっしゃると思います。そこで、今日から取り入れやすいコツを5つご紹介します。
- 目的をひとことで書き出す 「スキルを試したい」「月3万円を目指したい」など、副業の目的を言葉にしておくと、迷ったときの道しるべになります。
- 稼働時間と収入を記録する 厚生労働省のガイドラインでも、勤務時間や健康状態を管理しやすいツールを使うことが望ましいとされています。月に一度見返すだけでも、自分のペースがよくわかります。
- 本業先のルールを確認する 就業規則で副業がどう扱われているかを、最初に確認しておきましょう。ガイドラインでも、まず自分が勤める企業のルールを確かめることが大切だとされています。
- 案件ごとに「ひとこと振り返り」を残す 「楽しかったこと」「大変だったこと」「次に活かしたいこと」を3行でメモするだけで、次の案件選びがぐっとラクになります。
- 悩みを話せる相手をつくる 家族や友人、同じように副業をしている仲間など、気軽に話せる相手がいるだけで、気持ちの整理がしやすくなります。
ただ、これらを全部ひとりでやり続けるのは、正直なところ大変です。だからこそ、頼れる伴走者を持つという選択肢も、ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね。
副業の「その後」まで寄り添ってくれるサービスを選ぼう
副業を探す方法はたくさんありますが、特に初めての方は、案件を紹介して終わりではなく、始めた後も相談に乗ってくれるかどうかに注目してみてください。
たとえば、次のような点をチェックしてみましょう。
- 専任の担当者がついて、個別に相談できるか
- 案件が決まった後も、定期的にフォローしてもらえるか
- 契約や報酬、稼働時間などの条件を、丁寧に確認してもらえるか
- 次の案件やキャリアの方向性についても、一緒に考えてくれるか
私たちが運営する副業・業務委託人材のマッチングサービス「シューマツワーカー」では、個人の方にも専任の担当者がつき、案件のご紹介だけでなく、その後のフォローアップや個別のご相談までサポートしています。
副業や業務委託にはリスクもあるからこそ、初めての方が安心して一歩を踏み出し、無理なく続けていける環境を大切にしています。
「何から始めればいいかわからない」「今の副業を、もっとキャリアにつなげたい」という方は、ぜひ一度ご登録のうえ、気軽にご相談ください!
副業でキャリアと可能性を広げるために、継続をめざそう!
副業をする人は増え続けていて、その目的も「収入を補う」から「自分を成長させる」へと広がっています。だからこそ、副業を「やって終わり」にせず、経験を次につなげていくことが大切です。
- 副業実施率は過去最高。でも、続けるうえでの壁もある
- 「理想と現実のギャップ」「時間と体力のバランス」「契約・手続きの不安」がつまずきやすいポイント
- 迷ったときに相談できる、継続的なフォローがあると、副業はキャリアの土台になる
- まずはセルフフォローから。頼れる伴走者がいれば、さらに心強い
副業は、続けるほどに、あなたの可能性を広げてくれます。ひとりで頑張りすぎず、頼れる人や場所を味方につけながら、あなたらしいペースで進んでいってくださいね。応援しています!



