
副業、何から始めればいい? 会社員がまず知っておきたい3つのステップ
「副業」が気になっていても、なんとなく後回しにしてしまう。
そんな方も多いかもしれません。副業を始めたいと思っているのに始められないのは、「最初の一歩が具体的に見えていない」からかもしれません。
ある調査によると、副業を始めたい・続けたいと考えている人は全体の66.7%にのぼる一方、踏み出せていない人からは「労力に対して収入が見合わないのでは」「本業への影響が心配」という声が多く上がるそうです(*1)。実際に、「興味はあるけれど、何をどうすればいいかわからない」という状態の人はとても多いのです。
*1 典拠:Job総研「2025年 副業・兼業の実態調査」(2025年8月) https://jobsoken.jp/info/20250804/
この記事では、そんな「副業したいけど、何から始めればいいの?」という疑問に、ステップに沿って具体的にお答えします。難しいことは何もありません。ちょっとずつ、一緒に進んでいきましょう!
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そもそも、今って副業しやすい時代なの?
始める前に、まずは副業に関する背景をお伝えしていきます。
ここ数年で、副業をとりまく環境は大きく変わりました。ある調査によると、企業が社員の副業を認める「副業容認率」は64.3%と過去最高を更新。正社員が実際に副業を行っている割合「副業実施率」も11.0%と、2018年の調査開始以来の最高値になっています(*2)。
*2 典拠:パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」(2025年10月) https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/sidejob4/
さらに、国の方針としても副業を後押しする流れが続いています。厚生労働省は2022年7月に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を改定(*3)し、「副業・兼業は、社会全体としてみれば、労働力の有効活用につながる」として、企業に対して副業を原則容認する方向での対応を求めています。
*3 典拠:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(2022年7月改定) https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000962665.pdf
「副業って特別なことをしている一部の人の話」という感覚は、もう少し前の話。今はごく普通の会社員が副業を始める時代になってきています。
ステップ1:まず「会社の就業規則」を確認しよう
さあ、ここからが具体的なステップです。副業を始める前に、最初にやることはこちら。
今の会社の就業規則で、副業が認められているかを確認すること。
「え、いきなり調べものから?」と思うかもしれませんが、ここを飛ばして先に進むのは少しリスクがあります。先ほどお伝えしたように、国全体では副業を認める流れが進んでいますが、それぞれの会社が独自のルールを設けることは今でも可能です。会社によっては「副業には事前申請が必要」「競合他社への副業はNG」といったルールが就業規則に記載されていることがあります。
確認のポイントはシンプルです。会社のイントラネットや規則集、または就業規則の本文で、「副業」「兼業」「兼職」「二重就業」などのキーワードを探してみてください。
確認してみて、「原則として副業・兼業を認める」「事前に申請すれば可能」という記載があれば、ひとまず安心です。副業を検討してよいサインです。
一方、就業規則に特に記載がなかったり、読んでもよくわからなかったりする場合は、人事担当者にざっくばらんに確認してみるのも一手です。「副業を考えているのですが、会社のルールはどうなっていますか?」と聞くだけでOK。最近はこういった質問をしても、変な目で見られることはほとんどありません。
【ステップ1のまとめ】
就業規則の「副業・兼業」に関する項目を確認する
「事前申請が必要」なら、その手続き方法も調べておく
わからなければ、人事担当者にサラッと聞いてみる
ステップ2:「自分に何ができるか」を棚卸しする
ルールの確認ができたら、次は自分自身のことを見つめ直す時間です。
「副業で何をやればいいかわからない」という人、実はここで止まっていることが多いんです。でも安心してください。あなたが今の仕事で普通にやっていることの中に、副業の種は絶対に眠っています。
副業でやりたいことが「本業ではできない経験」「新しい挑戦」であっても、本業との連続性を大切にしながら副業を選ぶと言う場合も、どちらが正解ということはありません。大切なのは、「自分は何で副業に貢献できるのか」を言葉にすること。
棚卸しのやり方はシンプルで大丈夫。まず、こんな問いに答えてみてください。
「今の仕事で、自分が得意なこと・人から頼られることは何?」
エンジニアなら「Reactで画面を実装すること」、マーケターなら「SEOのキーワード設計と記事構成」、カスタマーサクセスなら「顧客の課題をヒアリングして解決策を提案すること」——といったように、できるだけ具体的な業務レベルで書き出してみましょう。
次に、「それをどんな会社・プロジェクトで使えそうか」を考えてみます。たとえば「Webのデータ分析が得意」なら、分析基盤がまだ整っていないスタートアップや中小企業にとって、あなたのスキルはとても価値があります。「採用業務の経験がある」なら、採用活動を始めたばかりの会社への支援ができるかもしれません。
会社員として積み上げてきた「当たり前の経験」が、外の世界ではまだ希少なスキルになっていることがよくあります。自分を過小評価しないでいきましょう!
【ステップ2のまとめ】
「今の仕事で得意なこと・頼られること」を具体的に書き出す
「そのスキルがどんな会社・業種で活かせるか」を考える
まずは本業で使っているスキルをベースにするのが一番スムーズ
ステップ3:「最初の一案件」を小さく取りにいく
スキルの棚卸しができたら、いよいよ実際に動き出すフェーズです。
ここで大事なのは、「完璧に準備してから始めよう」とは思わないこと。最初の一案件は、小さくていいんです。
副業で最初につまずく理由のひとつが、「いきなり大きな案件を取ろうとして、準備が追いつかない」というケースです。最初は週に数時間でこなせるくらいのボリューム感、1〜2ヶ月で完結するくらいのプロジェクトから入るのが、現実的でおすすめです。
案件を探す方法はいくつかありますが、最初の一案件を安心して取るためには、専任の担当者がサポートしてくれる副業マッチングサービスを活用するのが特におすすめです。
理由はシンプルで、「どんな案件が自分に合うか」「この条件は適正なのか」「クライアントとのやりとりで困ったときの対応」——これらすべてを一人で判断するのは、副業初心者にとってかなり大変です。担当者がそばにいてくれるだけで、最初の一歩が格段に踏み出しやすくなります。
また、最初の案件を通じて「副業での仕事の流れ」(受注→着手→納品→報酬受け取り)を体験しておくことがとても大切です。この流れを一度経験してしまえば、次の案件からは自信を持って動けるようになります。最初の案件を軽く見ずに、丁寧に取り組んでみてください。
【ステップ3のまとめ】
最初は「週数時間・短期間」で終わる小さな案件から始める
専任担当者がいるマッチングサービスを活用すると安心
最初の案件を通じて「副業の流れ」を体験することが大切
よくある心配ごとに答えます!
「確定申告とか、税金のことが不安……」
副業収入が年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要になります。ただ、業務委託の副業であれば会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)を使って比較的簡単に申告できるようになっています。最初は税理士に相談したり、マッチングサービスの担当者に確認したりしながら進めるのも全然OKです。
「本業に支障が出たらどうしよう」
副業で最も大切なのは、本業を守ること。最初に「週〇時間まで」という上限を自分で決めておくと安心です。身の丈に合ったスタートが、長く副業を続けるコツです。「まず週5時間から」でも十分です。
「スキルが十分じゃないと思う……」
副業市場では、「完璧なスキル」より「誠実に対応してくれる人」が重宝されます。特に中小企業やスタートアップでは、専任担当者を雇うほどではないけれど「少し手伝ってほしい」というニーズが山ほどあります。「まだまだ足りない」と感じるくらいのスキルでも、まず試してみることが大切です。
まとめ:「今日から始める副業」への3ステップ
副業を始めるのに、特別なスキルや大きな決断は必要ありません。必要なのは、小さな一歩を踏み出す勇気だけです。
整理すると、最初にやることはこの3つです。
就業規則を確認する(自分の会社の副業ルールを把握する)
スキルを棚卸しする(本業での「得意なこと」を言葉にする)
最初の一案件を小さく取りにいく(担当者サポートつきのサービスを活用する)
副業は、始めてみてはじめてわかることが山ほどあります。準備が完璧になるのを待っていると、ずっと始められません。まずは動き出してみること——それが、全てのスタートです。
副業・業務委託のマッチングサービス「シューマツワーカー」では、専任の担当者が一人ひとりに寄り添って、最初の一歩から一緒にサポートしてくれます。「何から始めればいいかわからない」という方こそ、まずは登録して相談してみてください。あなたのペースで、副業デビューを一緒に目指しましょう!



