「成長のためには転職しかない」から一転、副業で果たしたスキルアップを聞く!|“副業”経験者インタビューVol.4

副業に挑戦する方は年々増え、副業を受け入れる企業も増加中です。とはいえ、いざ自分が挑戦しようと思うと、時間のこと、本業のこと、家庭のこと… 新たな挑戦に、不安を感じる方も多いはず。
本業もありながら「副業」に挑戦し、みごとに成果をあげているのはどんな方たちなのでしょうか?
このシリーズでは、シューマツワーカーを使って副業を始めた「副業ワーカーさん」に話を伺い、そのリアルな実態をさぐっていきます!
なにがきっかけで副業をスタートしたのか、どうやって不安を解消したのか、ここだから話せる失敗談などなど・・・お話いただきました! (肩書や所属先・案件の情報は、インタビュー実施時のものです)
新卒4年目でキャリアチェンジし、Webデザイナーとして5年
ー これまでのキャリアや、本業でのお仕事について教えていただけますでしょうか?
Hさん デザインの専門学校卒業後、グラフィックデザインの制作会社に入社しました。化粧品の販売台や食品関係のパッケージデザインをやっていました。3年ほど働いたあと、Webデザインの会社に転職して、現在5年ほどになります。
ー 転職はキャリアチェンジだったのですね。
Hさん はい、キャリアチェンジしました! 今後Web系デザインのほうが需要が高まるのではないか、と思ったんです。また、需要が高まれば、収入アップの見込みもあると考えました。
スキル面ではパッケージデザインとWebデザインでは、使用するツールがちがうんです。グラフィックデザインではIllustlater、WebデザインはPhotoshopを使います。Photoshopに苦手意識があったので、実は不安もありました。
ですが、ツールはちがえどデザインの仕事であることは変わりません。根本的な構成やデザイナーとしてやっていくことは同じ。ツールのちがいもやがて慣れていきました。
ー この5年間で本業でのお仕事に変化はありましたか?
Hさん 自社のプロモーションのためのデザインをしていることは同じですが、入社時は「ECモールチーム」に所属しました。そこでは、いわゆる楽天やYahooなどの大手ECサイトで活用するための商品画像を作成したり、そこからクリック後に表示されるランディングページを制作したりしていました。
一年後に制作部に異動になり、自社が展開するEC商品のプロモーションで使うためのデザインを行なっています。大手ECサイト専属ではなく、社内のデザイナーとして全体的に携わるようになりました。
副業でデザイン案件のコンペに挑戦! 費用対効果の悪さにがっかり・・・
ー 副業はこれまでもしていましたか?
Hさん 以前からスキルマッチングサービスを利用して、デザイン案件のコンペに応募していました。ただ、やっていて思ったのは、「費用対効果が悪い」ということ。
コンペでは時間をかけてデザインを制作し応募するわけですが、採用されなければ報酬は「0」なんですよね。何度か挑戦するうちに、もやもやしてしまって、「これって意味があるのかなぁ」と思うようになりました。フィードバックもいただけるわけではないですし。
本業ではしっかりとデザイナーとして働いているのに、コンペに出し続けるのはちがうように思って、単発の案件ではなく継続的な副業案件を探し始めました。
ー なるほど、そうだったんですね。
Hさん そこで出会ったのがシューマツワーカーです。継続的に仕事ができる案件が多いとわかり、「こういう働き方ができるんだ!」と思って、登録することにしました。
ー 登録後は、どれくらいの案件にエントリーしましたか?
Hさん 最初に10社くらいエントリーしたと思います。その中から、今も続いている副業先と縁があり、契約に至りました!
副業先が決定!コミュニケーションで気をつけたこととは?
ー Hさんが決まられたのは、どのような副業案件でしたか?
Hさん 業務内容は「本業とほぼ同じ」です。副業先もEC企業で、ECサイトで活用するためのデザインをできる人材を求めていました。使うべきツールなども全く同じで、本業とのギャップなく取り組めています。
副業先の社内にもデザイナーはいるのですが、時期によってはどうしても、社内のみではリソースが足りないことが出てきます。そういうときに、柔軟にデザインを任せられる人材を探していました。
具体的には、ワイヤーフレームを社内のチームからいただき、それを見ながらデザインをしていくという仕事です。商品の冊子や、バナーのサイズ展開などもあります。幅広く依頼いただいて、それに応じて納品物を制作しています。
ー 副業をスタートする際に、副業先とのコミュニケーションで気をつけたことはありますか?
Hさん 自分のできること・できないことを明確に伝えるように気をつけています。
稼働しはじめてからも、副業先から依頼されたことで自分にはできないことがあれば、明確に伝えるようにしています。例えば、動画やコーディングなどは私には経験がありませんので、初期の段階でその期待には応えられないと明確にお伝えしましたね。
一方で、最初に「チラシを作れます」「LPを作れます」と、自分のスキルを開示することも心がけました。チラシもできるということを伝えていたため、当初の募集であったWebデザインのみでなく、紙媒体のチラシデザインなどもやらせていただいています。
ー どのようなチームに入ることになりましたか?
Hさん 同年代の方が多い会社で、やりとりが丁寧で仕事しやすいチームです。チャットツールでのコミュニケーションもはじめからスムーズで、相性の良い企業のチームに入ることができたと思います。
納品時に「希望通り作成いただいてありがとうございます!」という言葉をいただくことがあり、嬉しいですね!
「デザインバリエーションを広げたい」副業でスキルアップも
ー 副業をはじめて、どれくらいですか?始めてみた感想を教えてください。
Hさん 副業をスタートしてちょうど半年くらいです。
副業では、あつかう商材も「化粧品」で本業と同じなんです。なので、これまで培ってきた経験や知識がはっきり活かせる副業ができているな、と感じます。
また、デザイン業務は「自社のみ」に閉じているとどんどんデザインのバリエーションが狭まっていくんです。自社商品のデザインをしていると、めざすトンマナやブランディングは常に同じ。デザイナーとして自分の成長に限界を感じてしまうことがよくあるんです。実はそれが原因で、転職を考えていたほどです。
ところが、副業をやり始めると、「同じ業務」ではあるんですが、「別の商品」を扱うことで、これまでの業務では取り組まなかったようなデザインに挑戦してみたり、試してみたりすることができるんです。
ー 「デザインのバリエーションが狭まる」ということがあるんですね。
Hさん ひとつの会社にいると「その路線」から外れることが難しくなるんですよね。そして視野が狭まったりパターンが決まってきたりします。
デザインのバリエーションを増やすためには、個人の選択肢としては転職するか、フリーランスになるかしかありませんでした。そこに、「副業」という新たな選択肢ができて、自分の成長を感じることができました。

継続的な副業をするにあたって準備したこと|本業への申請・家族への相談
ー 副業するにあたって、会社への申請は必要でしたか?
Hさん いいえ、必要ありませんでした。もともと副業を認めている会社で、しかも申請等も不要だったんです。
ー 家族には相談されましたか?
Hさん はい! よく配偶者とお金の話をするんです。そのなかで、副業をしてみたいということも話して。彼の反応としては、「いいね!」という好反応。世帯収入がアップするのは良いことという共通認識もあって、前向きに応援してくれました。
また、本業がフルリモートワークなので、副業もスタートしやすい環境でした。副業も同じ空間で仕事できるので、時間の無駄もありません。
ー 副業をするのはどういった時間帯ですか?
Hさん 平日2時間程度、本業の仕事が終わったあとに副業をしていることが多いです。平日に時間が取れないタイミングでは、休日に作業をすることもあります。
「ちょっと相談したいこと」は、シューマツワーカーの専任担当に
ー 副業を続けていくにあたって、障壁となるようなことはありますか?
Hさん 今の副業は続けていきたいと思っていますが、もっと稼働時間を増やしたい、と思っています。月に40時間程度は副業していきたいですが、現在の副業先だけでは24~25時間のことが多くて。
そこで、シューマツワーカーの担当者(ワーカーひとりひとりを担当する専任のコンシェルジュ)に相談しました。すると、現在の副業先で業務量を増やしてもらうことができました。とはいえ、それから数ヶ月経つと、また稼働量が減ってきてしまっていて。新たな案件を見つけて兼任するかなど、検討している段階です。
シューマツワーカーの担当者とはチャットで話しかけることができて、すぐに返事も返ってきます。企業とワーカーの間に立ってくれる、「まず相談できる」先があってよかったです!
ー 副業を始めて変化したことはありますか?
Hさん 副業でやったデザインのあしらいや新たに得たデザインの表現方法を、本業で活かせています!「あのときこういう表現したな」というのが頭に残り、本業でも使えるということが実際にありました。
金銭面だけでなく精神的なバランスもとれたーー副業を始めるメリットとは?
ー 今後の働き方として、副業は続けていかれたいですか?
Hさん はい、続けていきたいです! 副業で収入を上げたいですし、デザイナーとしてのスキルアップをかなえたいです。
以前は「フリーランスになりたい」と思うこともありましたが、今は思いません。ライフスタイルが変わって家族を持ったことで、リスクをとりにくくなったというのもありますし、同じタイミングで「ちょうどよい選択肢」として副業を始めたからだと思います!
ー 最後に、これから副業をスタートしてみようという方に向けて、メッセージをいただけないでしょうか?
Hさん 副業は、今までの生活がもう少し豊かになる、バランスがよくなるものだと思います。私としては副業をすることはとてもオススメです。
豊かになるーーというのは、金銭面はもちろん、精神面でもそうです。私は「これまでやりたかったのにできなかった」ジャンルや方向性をやってみることができて、本業でがまんしていたことが副業で叶えられた感覚になりました。
バランスがよくなるーーというのは、働くうえでのメンタル。「転職したい!」と思うほど、本業で未来が見えにくくなっているなら、副業をしてみるのが良いと思います。仕事は日々やるものです。本業での不安は生活のなかで大きなもの。私は副業を始めたことで、「自分はまだこの領域でもこんなことができる!こんなふうに成長できる!」と知ることができました。
本業以外に副業を始めたことで、仕事と自分のバランスがとれて、「転職したい!」という切羽詰まった気持ちは減りました。副業を始めるまでは、正直なところ、ここまで変わるとは思っていませんでした。
ー ありがとうございました!



