
通信講座で取れる資格おすすめ10選!資格講座の比較や選び方を紹介
通信講座で取れる資格は数が多く、「結局どの資格を選び、どの講座で学べばいいのか」がわからないまま検索を繰り返している方は少なくありません。
資格選びで失敗しないポイントは、目的(就転職・収入アップ・独立開業・スキルアップ)を先に決め、そこから候補を絞ることです。目的が曖昧なまま難易度や知名度だけで選ぶと、取得後に活かせないリスクが生まれます。
この記事では、目的別におすすめの資格10選を紹介したうえで、主要通信講座11社の教材・サポート・費用を比較し、自分に合った組み合わせを見つけるための判断軸を整理します。
目次[非表示]
- 1.就転職・収入アップ・開業…目的別に選ぶべき資格はどれか?
- 1.1.就転職・昇進に直結する資格
- 1.1.1.宅地建物取引士(宅建士)
- 1.1.2.FP技能士(2級以上)
- 1.1.3.日商簿記検定(2級以上)
- 1.2.収入アップ・資格手当が期待できる資格
- 1.3.独立開業・スキルアップに向く資格
- 1.3.1.行政書士
- 1.3.2.社会保険労務士(社労士)
- 1.3.3.ITパスポート
- 2.通信講座で人気の資格ランキングと合格率・難易度データ
- 3.通信講座で資格を取るには?おすすめサービス11選
- 3.1.主要通信講座サービス11社の特徴と向いている人
- 3.2.どれを選べばいい?主要通信講座の選び方
- 3.3.受講料を抑える方法:教育訓練給付金と各社の割引制度
- 3.3.1.教育訓練給付金制度の概要
- 3.3.2.受給条件と申請の流れ
- 3.3.3.各社個別の割引・費用軽減策
- 4.資格取得に通信講座を活用するための選び方まとめ
就転職・収入アップ・開業…目的別に選ぶべき資格はどれか?
資格選びで最初に決めるべきは「何のために取るか」です。
就転職・収入アップ・独立開業・スキルアップのどのカテゴリを目指すかによって、候補となる資格群がまったく異なります。
目的が曖昧なまま難易度や知名度だけで選ぶと、取得後に活用できないというリスクが生まれます。自分のカテゴリを先に決め、そこから2〜3本に絞り込むのが現実的な進め方です。
就転職・昇進に直結する資格
就転職や昇進を目指す場合、判断基準として重要なのは「独占業務の有無」「業界での認知度」「受験資格の有無」の3点です。これらを満たす代表的な資格として、宅地建物取引士(宅建士)・FP技能士・日商簿記検定が挙げられます。
宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産売買や賃貸借契約における重要事項の説明など独占業務を持つ国家資格です。
不動産業を行う事務所では従業員5人に1人以上の宅建士設置が義務付けられており、不動産業界への就転職に直結する需要があります。受験資格は不要で、年1回(10月)の試験に向けて通信講座での学習が広く活用されています。
FP技能士(2級以上)
FP技能士は、金融・保険・不動産業界で幅広く評価される国家資格です。個人の資産設計やライフプラン設計に関わる知識を証明でき、業界未経験からの転職でも有利に働くケースがあります。
2級の受験には3級合格または実務経験2年以上などの要件があるため、まず3級から取得するルートが一般的です。なお、2025年4月よりFP2級はCBT方式に完全移行し、ほぼ通年で随時受験が可能になっています。
日商簿記検定(2級以上)
日商簿記検定は、経理・財務部門だけでなく、営業職や管理職など幅広い職種で評価される公的資格です。
受験資格は不要で、ペーパー試験(年3回)とネット試験(随時受験)の両方に対応しており、試験機会の多さも特徴です。
収入アップ・資格手当が期待できる資格
現在の職場で収入を上げたい、あるいは資格手当が見込める職種へ転職したい場合、登録販売者・介護福祉士・医療事務が代表的な選択肢です。
いずれも求人数が多く、資格取得が直接的な待遇改善につながりやすい点が共通しています。
登録販売者
登録販売者は、第二類・第三類医薬品(一般用医薬品の大半を占めます)の販売ができる公的資格です。受験資格は不要で、合格率は例年40〜50%程度と比較的高く、取り組みやすい資格として知られています。
ドラッグストアや薬局では資格手当が設定されているケースが多く、パートタイムを含む多様な働き方と組み合わせやすい点も魅力です。
介護福祉士
介護福祉士は、介護分野唯一の国家資格です。政府の処遇改善政策を背景に介護職員の賃金は上昇傾向にあり、2024年度の介護報酬改定では「介護職員等処遇改善加算」に一本化されてさらなる賃上げが図られています。
受験には実務経験などの要件があり、既に介護現場で働いている方のキャリアアップに特に有効です。
医療事務
医療事務は国家資格ではなく民間資格ですが、全国の病院・クリニックで求人が多く、パートタイムでの就職を希望する方に強みを発揮します。
資格の種類によって合格率は異なりますが、比較的取り組みやすいものが多く、育児と並行して学習しやすい点でも人気があります。
独立開業・スキルアップに向く資格
独立開業を目指す場合は独占業務を持つ国家資格が基本となり、行政書士と社会保険労務士(社労士)が代表格です。
一方、ビジネスパーソンとしてのスキルアップが目的であれば、ITパスポートや近年注目のAI・DX系資格が選択肢に入ります。
行政書士
行政書士は、官公署への書類作成や許認可申請の代理など独占業務を持つ国家資格です。比較的独立開業しやすい士業として知られており、2025年2月末時点での全国登録者数は53,172人に達しています。
受験資格は不要で、年1回(11月)の試験に向けて通信講座で学ぶ方が多い資格の一つです。
社会保険労務士(社労士)
社会保険労務士(社労士)は、労働・社会保険に関する手続き代行や労務管理の相談に応じる国家資格です。
企業の人事労務部門での活用はもちろん、独立開業して中小企業の顧問として働く道もあります。受験には学歴や実務経験などの要件があり、合格率は5.5%(2025年)と難関ですが、通信講座での合格実績も積み上がっています。
ITパスポート
ITパスポートは、受験資格なし・随時受験(CBT方式)が可能な国家資格で、ITリテラシーを職種を問わず客観的に証明できます。
2023年度の合格率は50.7%と比較的高く、IT業界以外のビジネスパーソンのスキルアップ目的でも広く活用されています。
スキルアップカテゴリでは、生成AIパスポートやG検定など、AI・DX系資格への注目が急速に高まっています。
生成AIパスポートは2026年2月試験の受験者数が28,415人と過去最多を記録し、累計受験者数は83,041人を突破しました。G検定の累計受験者数も190,188人(2026年1月時点)に達しており、リスキリングの文脈でビジネスパーソンに広く選ばれています。
通信講座で人気の資格ランキングと合格率・難易度データ
どの資格を選ぶかを決めたら、次に確認すべきは試験の難易度と学習負荷の実態です。合格率だけでなく、試験が年に何回行われるかも重要な判断軸です。リトライしやすい資格かどうかで、学習計画の立て方が大きく変わります。
ユーキャンの2025年年間人気講座ランキングでは、1位が実用ボールペン字、2位が宅地建物取引士(宅建士)、3位が医療事務という順位でした。2024年も同様に宅建士と医療事務が上位に並んでおり、この2講座は通信講座市場で根強い人気を誇っています。
キャリカレの月間ランキングでは、メンタル心理系の講座と保育士が上位を占め、ライフスタイル・福祉系の需要が高いことが見て取れます。
主要資格の試験データを難易度別に整理すると、次のようになります。
難易度 | 資格名 | 区分 | 受験資格 | 試験頻度 | 合格率(最新) |
初心者向け | ITパスポート | 国家資格 | なし | 随時(CBT) | 50.7%(2023年度) |
初心者向け | 医療事務認定実務者 | 民間資格 | なし | 毎月 | 79.6%(2024年度) |
初心者向け | 登録販売者 | 公的資格 | なし | 都道府県により異なる(年1回程度) | 43.7%(2023年) |
中級 | 日商簿記2級 | 公的資格 | なし | 年3回+随時(ネット試験) | 24.3%(2024年統一試験) |
中級 | 宅地建物取引士 | 国家資格 | なし | 年1回(10月) | 18.7%(2025年) |
中級 | FP2級(学科) | 国家資格 | あり(3級合格等) | 随時(CBT方式、2025年4月移行) | 24.07%(きんざい、2025年10月〜2026年2月)/47.18%(FP協会、同期間) |
中級 | 保育士 | 国家資格 | あり(学歴等) | 年2回(前期・後期) | 26.9%(2023年) |
中級 | 介護福祉士 | 国家資格 | あり(実務経験等) | 年1回(1月) | 70.1%(2026年) |
難関 | 行政書士 | 国家資格 | なし | 年1回(11月) | 14.54%(2025年) |
難関 | 社会保険労務士 | 国家資格 | あり(学歴・実務経験等) | 年1回(8月) | 5.5%(2025年) |
介護福祉士の合格率は直近で70.1%(2026年・第38回)です。近年の78〜84%台からはやや低下しましたが、依然として高めの水準にあります。受験資格として実務経験が必要なため、既に介護現場で働いている方向けの資格です。
なお、2026年の第38回試験からパート合格制度が導入され、不合格パートのみを翌年以降に再受験できるようになりました。
一方、社労士は合格率5.5%と難関で、学習期間も長くなる傾向があります。
ITパスポートや日商簿記のネット試験のように随時受験できる資格は、不合格でもすぐにリトライできるため、試験機会の多さが学習計画の安心材料になります。合格率の高低だけでなく、試験頻度も含めて自分のスケジュールと照らし合わせて選ぶことが大切です。
通信講座で資格を取るには?おすすめサービス11選
資格と目的が定まったら、次は講座選びです。通信講座は同じ資格を扱っていても、教材の形式・サポートの厚さ・価格帯・スマホ対応の有無でサービスごとに大きな差があります。
主要通信講座サービス11社の特徴と向いている人
主要な通信講座サービスを比較すると、価格帯・教材形式・サポート体制でそれぞれ明確な違いがあります。以下に7社の特徴を整理します。
サービス名 | 運営会社 | 価格帯の目安 | 教材形式 | サポートの特徴 | 向いている人 |
株式会社ユーキャン | 約3万円〜15万円 | テキスト中心+eラーニング | 添削指導あり・質問サービスあり(1日の質問数に制限がある場合あり)・延長不可 | 図解・イラスト入りテキストで初学者からしっかり学びたい方 | |
KIYOラーニング株式会社 | 約2万円〜10万円 | オンライン完結(動画・AI問題復習) | 質問は有料チケット制・添削なし(講座による)・延長制度は要確認(公式で確認) | 費用を抑えてスマホで完結させたい忙しい社会人 | |
株式会社キャリカレ | 約3万円〜8万円 | テキスト+動画 | 質問無制限・手書き添削あり・最長800日間無料延長・不合格時全額返金保証・2講座目無料 | サポートの手厚さと保証制度を重視する方 | |
株式会社フォーサイト | 約4万円〜15万円 | フルカラーテキスト+動画+eラーニング(ManaBun) | 質問はコース毎に規定回数あり(超過分は有料)・添削なし・延長不可 | 合格実績を重視し、効率的に学習を進めたい方 | |
ヒューマンアカデミー株式会社 | 約3万円〜30万円 | テキスト+動画 | 質問無制限・無料延長制度あり・就職・開業支援あり | 資格取得後のキャリア支援まで含めてサポートを受けたい方 | |
株式会社オンラインスクール | 月額1,078円〜(定額制) | オンライン(1コマ約10分の短講義) | 要確認(公式で確認) | 複数の資格を試しながら学びたい方、費用を最小限に抑えたい方 | |
株式会社新生技術開発研究所 | 59,800円〜 | テキスト・課題提出 | 2資格同時取得、最短1〜2ヶ月 | 趣味・美容系資格を短期で取りたい方 | |
公益社団法人日本愛玩動物協会 | 要問い合わせ | テキスト・スクーリング | 動物関連の公的資格 | 愛玩動物飼養管理士を取得したい方 | |
一般社団法人日本スキンケア協会 | 要問い合わせ | テキスト・動画 | 美容・スキンケアの専門資格 | スキンケア分野の専門資格を取りたい方 | |
四谷学院 | 講座により異なる | テキスト・動画 | 55段階学習システム、質問対応充実 | 体系的な学習カリキュラムで学びたい方 | |
株式会社アガルート | 約5万円〜(難関資格は高額) | オンライン動画+オリジナルテキスト | 個別サポートあり・合格特典(受講料全額返金・お祝い金)あり | 司法試験・行政書士など難関法律資格に本気で挑む方 |
どれを選べばいい?主要通信講座の選び方
11社を比較すると、費用を最優先にするならスタディングかオンスク.JP、サポートの手厚さを重視するならキャリカレかヒューマンアカデミー、合格実績と教材クオリティを軸にするならフォーサイトかアガルートアカデミーが候補に浮かびやすくなります。
ユーキャンは講座数の多さと知名度が強みで、どの資格を選んでも対応している安心感があります。
まずは自分の優先軸を1〜2つ決め、その軸で上位に来るサービスの公式サイトで無料資料請求や体験受講を試してみることをお勧めします。教材の見やすさ・サポートの使いやすさは、実際に資料を手にして初めてわかる部分も多いため、申し込み前に複数社を自分の目で確かめることが、後悔のない選択につながります。
自分の優先軸を先に決めておくと、多数のサービスの中から候補を絞り込みやすくなります。比較する際の主な軸は、①合格実績、②教材形式(テキスト/動画/AI)、③サポート体制(質問・添削・延長)、④受講料と費用軽減策、⑤スマホ対応の5つです。
受講料を抑える方法:教育訓練給付金と各社の割引制度
通信講座の受講料は決して安くはありませんが、教育訓練給付金制度と各社の割引制度を組み合わせることで、実質的な負担を大幅に下げられる場合があります。
申し込む前に給付金の対象講座かどうかを確認することが、費用面での最初のステップです。
教育訓練給付金制度の概要

教育訓練給付金は、働く人の能力開発・キャリア形成を支援する雇用保険の給付制度です。給付金は講座の種類に応じて3種類に分かれており、給付率と上限額が異なります。
- 一般教育訓練給付金:受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給されます
- 特定一般教育訓練給付金:受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給されます
- 専門実践教育訓練給付金:受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練中に6か月ごとに支給され、資格取得等をして訓練修了後1年以内に就職した場合は70%(年間上限56万円)まで引き上げられます。2024年10月以降に受講を開始した場合、条件を満たせば最大80%(年間上限64万円)まで支給されます
受給条件と申請の流れ
給付金の支給対象は、雇用保険の被保険者(在職者)または離職後1年以内の方で、一定の被保険者期間がある方です。初めて受給する場合、一般教育訓練では被保険者期間1年以上、専門実践教育訓練では2年以上が必要です。
厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で対象講座かどうかを確認する
特定一般・専門実践の場合は、受講開始日の2週間前までにハローワークで訓練前キャリアコンサルティングを受ける
受講・修了後、住所地を管轄するハローワークへ支給申請書・修了証明書・領収書等を提出する
一般教育訓練の場合は修了日の翌日から1か月以内に申請が必要
各社個別の割引・費用軽減策
給付金の対象外であっても、各社が独自の割引制度を設けています。キャリカレは2講座目が無料になるサービスがあり、フォーサイトはダブルライセンス割引を提供しています。スタディングもWライセンス割引を設けており、複数資格を取得したい方にとって費用を抑えやすい仕組みがあります。
分割払いに対応している講座も多く、一括払いが難しい場合の選択肢として確認しておく価値があります。給付金と割引制度を組み合わせることで、実質的な受講料をさらに抑えられる場合があります。
資格取得に通信講座を活用するための選び方まとめ
この記事では、通信講座を使った資格取得の全体像を、目的の選定から講座比較・費用対策・学習継続まで整理してきました。
結論として、自分に合った通信講座を選ぶための最短の流れは次の5ステップです。
目的カテゴリ(就転職・収入アップ・独立開業・スキルアップ)から資格を絞り込む
試験データで難易度と試験頻度を確認する
合格実績・教材形式・サポート・費用・スマホ対応の5軸で講座を比較する
教育訓練給付金の対象講座かどうかを確認して費用負担を下げる
逆算スケジュールとサポート活用で継続の仕組みを整えてから申し込む
ペルソナ別に代表的な組み合わせを挙げると、30〜40代の主婦には医療事務・登録販売者の資格とユーキャン・キャリカレの講座が選ばれやすい傾向があります。
20〜30代の会社員にはFP・宅建士・簿記の資格とスタディング・フォーサイトの組み合わせが費用対効果の面でも合いやすく、介護・福祉職のキャリアアップには介護福祉士の資格とヒューマンアカデミー・ユーキャンが候補に挙がります。
ただし、これはあくまで出発点であり、最終的には自分の生活スタイルと学習習慣に合うかどうかを自分で確かめることが大切です。
1社だけ見て即決するのではなく、無料資料請求や体験受講を活用して教材とサポートを自分の目で確認することが、費用と時間のリスクを最小化する賢い選び方です。各社の公式サイトでは資料請求や体験受講を無料で試せるため、まずは気になるサービスを2〜3社ピックアップして比較することから始めてみてください。
転職だけが収入アップの方法ではありません!今の仕事を続けながら、スキルを活かして収入を増やす「副業」という選択肢もあります。
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