
【デザイナー向け】転職エージェントおすすめ8選!選び方や活用のコツを解説
デザイナーとして転職を考え始めたとき、「どのエージェントを使えばいいのか」「そもそも自分でサイトを探すのと何が違うのか」と迷う方は少なくありません。
特に現職が多忙だと、情報収集だけで時間が消えていき、なかなか行動に踏み出せないまま日々が過ぎていく方も多いのではないでしょうか。
デザイナー向けの転職エージェントを活用すると、一般公開されていない非公開求人へのアクセス、ポートフォリオの添削、年収交渉の代行、面接日程の調整まで、転職活動に必要なサポートを無料で受けられます。
エージェントには「デザイン業界に特化した特化型」と「幅広い職種を扱う総合型」の2種類があり、自分の経験レベルや職種によって使い分けるのが効率的です。
この記事では、エージェントが無料で使える仕組みから、特化型・総合型の選び方、主要サービスの比較など、デザイナーが転職活動を進めるうえで押さえておくべきポイントを順に整理していきます。
目次[非表示]
- 1.デザイナーが転職エージェントを使うと何が変わるのか?自力応募との違い
- 2.デザイナー特化型と総合型エージェント、どちらを選ぶべきか?
- 3.【特化型・総合型】デザイナーにおすすめの転職エージェントおすすめ8選
- 3.1.【特化型】デザイナー向け転職エージェントおすすめ5選
- 3.1.1.①レバテッククリエイター
- 3.1.2.②マスメディアン
- 3.1.3.③ReDesigner
- 3.1.4.④マイナビクリエイター
- 3.1.5.⑤Geekly(ギークリー)
- 3.2.【総合型】デザイナー向け転職エージェント3選
- 3.2.1.①リクルートエージェント
- 3.2.2.②doda
- 3.2.3.③ワークポート
- 3.3.経験レベル・職種別のおすすめ組み合わせ
- 4.転職エージェントを最大限活かすためのポートフォリオ・書類準備
- 5.エージェント登録から内定までの流れ
- 5.1.登録から内定までの7ステップ
- 5.2.エージェント利用でよくある失敗パターンと対策
- 5.2.1.失敗1:エージェントの提案を鵜呑みにしてしまう
- 5.2.2.失敗2:複数エージェントへの同時登録で重複応募が起きる
- 5.2.3.失敗3:担当者との相性が合わないまま続けてしまう
- 5.2.4.失敗4:求人票と実際の業務内容が乖離している
- 5.2.5.失敗5:年収交渉をエージェントに丸投げしてしまう
- 6.デザイナー転職エージェントの選び方とおすすめまとめ
デザイナーが転職エージェントを使うと何が変わるのか?自力応募との違い
転職エージェントは、求人サイトで自力検索するのとは根本的に構造が異なります。
エージェントはあなたの代わりに企業との橋渡しを担い、求人紹介から書類添削、条件交渉、日程調整まで一貫してサポートします。デザイナー転職の場合、ポートフォリオという特殊な提出物があるため、業界知識を持つ担当者のフィードバックが選考結果に直結することも少なくありません。
自力応募と比べたときのデザイナー特有のメリット
求人サイトで自力検索する場合と比べて、エージェント経由には複数の違いがあります。
特にデザイナー転職では、ポートフォリオという選考を左右する提出物があるため、専門的なフィードバックを受けられるかどうかが重要な差になります。
- 非公開求人・独占求人へのアクセスができる
- ポートフォリオ添削・職務経歴書のアドバイスを受けられる
- 年収・条件交渉の代行をしてもらえる
- 面接日程調整の代行をしてもらえる
- 自分の市場価値の客観的な把握ができる
ポートフォリオ添削はデザイナー転職特有のサポートです。
業界を知る担当者から「採用担当者の視点でどう見えるか」というフィードバックを受けられるのは、自力応募では得られない経験です。職務経歴書の書き方についても、デザイン職らしい表現の仕方を一緒に整理してもらえます。
さらに、担当者との面談を通じて「自分のスキルが市場でどう評価されるか」を客観的に知ることができます。
長く同じ職場にいると、自分の市場価値が見えにくくなりがちですが、エージェントは日々多くのデザイナーの転職を支援しているため、現実的な相場観を持っています。
転職エージェントが無料で使える理由
職業安定法の規定により、有料職業紹介事業者が求職者から手数料を徴収することは原則として禁止されています。
エージェントの収益源は、採用が成立した際に採用企業が支払う成功報酬です。一般的に、採用者の理論年収の一定割合が相場とされており、この費用は企業側が負担するため、求職者はポートフォリオ添削から条件交渉まで、すべてのサービスを無料で受けられます。
エージェントにとっての「顧客」は採用企業であり、求職者は費用を払わずにサービスを受けられる構造になっています。この仕組みを知っておくと、「無料だから質が低い」という誤解も解けます。エージェントは優秀な人材を企業に紹介することで収益を得るため、求職者の転職成功に向けて本気でサポートする動機があります。
デザイナー特化型と総合型エージェント、どちらを選ぶべきか?
転職エージェントには大きく2つのタイプがあります。
デザイン・クリエイティブ業界に絞った「特化型」と、あらゆる業種・職種を扱う「総合型」です。どちらが優れているかではなく、自分の状況に合う方を選ぶことをおすすめします。
特化型は業界知識の深さとポートフォリオ添削の質が強みであり、経験を積んだデザイナーのキャリアアップに向いています。
一方、総合型は求人数の幅広さが強みで、未経験からデザイナー職を目指す方や、異業種への選択肢も視野に入れたい方に有利です。理想的なのは、特化型1社と総合型1社を同時に登録して比較しながら進めることです。

①デザイナー特化型エージェントが向いているケース
特化型エージェントを選ぶ最大の理由は、担当者がデザイン業界を熟知していることです。ポートフォリオのどこを改善すべきか、どのような作品を前面に出すべきかを、採用担当者の目線で具体的にアドバイスしてもらえます。
特化型が特に力を発揮するのは、次のようなケースです。
- デザイン実務経験があり、年収アップやキャリアアップを明確な目的として転職する
- UI/UXデザイナー、アートディレクターなど、専門性の高い職種での転職を希望している
- 広告・Web・ゲーム業界など、特定の業界への転職を強く希望している
たとえばUI/UXデザインの経験を持つデザイナーが年収交渉を伴う転職を行う場合、業界の相場感や企業ごとの選考傾向を把握している特化型の担当者のほうが、的確な戦略を立てやすいです。
専門性が高い職種ほど、担当者の業界理解が選考結果に影響します。
②総合型エージェントが向いているケース
総合型エージェントの強みは、求人数の多さと業界の幅広さです。デザイン業界に限定せず、自分のスキルが活かせる幅広い選択肢を比較したい場合に有効です。
次のような状況では、総合型を軸に活動するのが合理的です。
- デザイン未経験、または経験が浅く、まず応募できる求人数を確保したい
- 異業種からデザイナー職へのキャリアチェンジを目指しており、幅広い選択肢を見たい
- デザイン以外の職種も含めて、自分に合う仕事を比較検討したい
ただし、総合型のみを使う場合にはリスクもあります。担当者がデザイン業界に不慣れだと、ポートフォリオの評価軸がずれたり、選考対策が的外れになったりすることがあります。
特化型との組み合わせ登録を基本とし、総合型は「求人の幅を広げる役割」として位置づけるのが現実的な使い方です。
自分に合ったエージェントを選ぶ6つのチェックポイント
具体的なサービスを比較する前に、自分なりの選定軸を持っておくと判断がスムーズになります。次の6点を確認しながらエージェントを評価してみてください。
- デザイン業界への専門性:担当者がデザイン・クリエイティブ業界の知識を持っているか
- 職種別の求人数:自分が希望する職種(UI/UX・グラフィック・Webなど)の求人が充実しているか
- ポートフォリオ添削の有無・質:添削サービスがあるか、担当者がデザインを理解して具体的なフィードバックをくれるか
- 非公開求人の充実度:一般公開されていない求人をどの程度保有しているか
- 担当変更の柔軟性:担当者との相性が合わない場合に変更を申し出られるか
- キャリア相談のみの利用可否:今すぐ転職しなくても、相談だけで利用できるか
これらすべてを完璧に満たすエージェントは存在しないため、優先順位をつけて比較することが重要です。
たとえば「ポートフォリオ添削の質」を最優先にするなら特化型、「求人数の幅広さ」を優先するなら総合型に比重を置くという判断ができます。
【特化型・総合型】デザイナーにおすすめの転職エージェントおすすめ8選
ここからは、デザイナーの転職活動で実際に活用できる主要エージェントを、特化型と総合型に分けて紹介します。
前章で整理した選定軸を念頭に置きながら、自分の経験レベルや職種に合うものを絞り込んでみてください。
まず全体像をつかむために、主要サービスを一覧で比較します。
サービス名 | タイプ | 主な特徴 | ポートフォリオ添削 | 主な対応職種 | 料金 |
特化型 | IT・Web・ゲーム業界のクリエイター求人に特化 | あり | Webデザイナー・UI/UXデザイナー・2D/3Dデザイナー | 無料 | |
特化型 | 広告・Web・マスコミ業界特化、宣伝会議グループ | あり | グラフィックデザイナー・アートディレクター・マーケター | 無料 | |
特化型 | デザイン会社グッドパッチ運営、スキルマップ機能 | あり | UI/UXデザイナー・プロダクトデザイナー | 無料 | |
特化型 | Web・ゲーム業界特化、MATCHBOXツール提供 | あり | Webデザイナー・ゲームデザイナー・イラストレーター | 無料 | |
特化型 | IT・Web・ゲーム業界特化、職種専門アドバイザー | あり | Webデザイナー・UI/UXデザイナー・ゲームデザイナー | 無料 | |
総合型 | 業界最大手、圧倒的な求人数 | あり(書類添削) | 全職種(デザイナー求人も多数) | 無料 | |
総合型 | エージェント+スカウト併用可能 | あり | 全職種(クリエイティブ職求人あり) | 無料 | |
総合型 | IT・Web・クリエイティブに強み、未経験サポート充実 | あり | 全職種(IT・Web・クリエイティブ系に強み) | 無料 |
比較表を確認したら、自分の経験レベルと希望職種に合ったエージェントを2社程度に絞り込んでみましょう。各サービスの詳細は以降のセクションで解説しています。
【特化型】デザイナー向け転職エージェントおすすめ5選
特化型エージェントはそれぞれ強みとする業界・職種が異なります。自分の目指す方向性と照らし合わせながら確認してみてください。
①レバテッククリエイター

項目 | 詳細 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
サービス種別 | デザイナー・クリエイター特化型転職エージェント |
主な利用者層 | IT・Web・ゲーム業界への転職を目指すクリエイター |
主な機能 | 求人紹介・ポートフォリオ添削・面接対策・条件交渉代行 |
料金 | 無料 |
IT・Web・ゲーム業界のクリエイター × フリーランス求人に特化したエージェントです。Webデザイナー、UI/UXデザイナー、2D/3Dデザイナーなど幅広いクリエイター職種に対応しており、業界知識の豊富な専門アドバイザーによる年収アップ支援が強みとされています。
IT・Web業界での実務経験があり、年収交渉を伴うキャリアアップを目指すデザイナーに向いているサービスです。オンライン面談にも対応しており、地方在住の方でも利用しやすい環境が整っています。
なお、フリーランスとしての働き方ではなく、あくまで正社員として転職したい場合はレバテックキャリアの活用が選択肢となります。総合型サービスではありますが、経験豊富なキャリアアドバイザーによる面談を経て、自分にあった転職先を見つけることができます。
②マスメディアン

項目 | 詳細 |
運営会社 | 株式会社マスメディアン |
サービス種別 | 広告・クリエイティブ業界特化型転職エージェント |
主な利用者層 | 広告・Web・マスコミ業界への転職を目指すクリエイター・マーケター |
主な機能 | 求人紹介・書類添削・面接対策・業界情報の提供 |
料金 | 無料 |
広告・Web・マスコミ業界の求人に特化したエージェントで、マーケティング・クリエイティブ職の支援実績が豊富です。専門誌『宣伝会議』のグループ会社として、広告業界特有のネットワークと情報網を持っており、大手広告代理店や有名企業の求人を多数保有しています。
グラフィックデザイナーやアートディレクターとして広告・マスコミ業界への転職を目指す方、またはマーケティング視点を持つクリエイターとしてキャリアアップを狙う方に適しています。
③ReDesigner

項目 | 詳細 |
運営会社 | 株式会社グッドパッチ |
サービス種別 | デザイナー特化型キャリア支援プラットフォーム |
主な利用者層 | UI/UXデザイナー・プロダクトデザイナーを中心とするデザイナー全般 |
主な機能 | 求人紹介・スキルマップ機能・企業からのダイレクトスカウト |
料金 | 無料 |
デザイン会社として知られるグッドパッチが運営するデザイナー特化のキャリア支援サービスです。
デザイナーのスキルを可視化する「スキルマップ」機能が特徴的で、自分の強みと弱みを整理したうえで転職活動を進められます。企業から直接スカウトが届くダイレクトリクルーティング機能も備えており、エージェント経由の紹介だけでなく、企業側からのアプローチを受ける形での転職活動も可能です。
UI/UXデザインやプロダクトデザインの経験を持ち、デザインを深く理解した担当者からサポートを受けたい方に向いています。
④マイナビクリエイター

項目 | 詳細 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
サービス種別 | Web・ゲーム業界特化型転職エージェント |
主な利用者層 | Web・ゲーム業界への転職を目指すデザイナー・クリエイター |
主な機能 | 求人紹介・ポートフォリオ添削・MATCHBOXツール提供・面接対策 |
料金 | 無料 |
Web・ゲーム業界のクリエイター職に特化したエージェントです。業界出身のキャリアアドバイザーが在籍しており、ポートフォリオ添削の丁寧さに定評があります。また、無料で利用できるポートフォリオ作成ツール「MATCHBOX」を提供しており、ポートフォリオをゼロから整備したい方にとっても取り組みやすいサービスです。
Webデザイナーやゲームデザイナーとして転職を目指す方、特にポートフォリオの作り方から相談したい方に適しています。
→ マイナビクリエイターに無料登録する(MATCHBOXも無料利用可)
⑤Geekly(ギークリー)

項目 | 詳細 |
運営会社 | 株式会社Geekly |
サービス種別 | IT・Web・ゲーム業界特化型転職エージェント |
主な利用者層 | IT・Web・ゲーム業界への転職を目指すデザイナー・エンジニア |
主な機能 | 求人紹介・職種専門アドバイザーによるサポート・面接対策 |
料金 | 無料 |
IT・Web・ゲーム業界の求人に特化したエージェントで、職種専門のキャリアアドバイザーが在籍しています。年収アップの実績が豊富で、マッチングの質の高さに特徴があります。転職意欲が高く、スピーディーに活動を進めたい方に向いているサービスです。
IT・Web・ゲーム業界でのデザイナー転職を考えており、年収改善を明確な目標として持っている方に適しています。
【総合型】デザイナー向け転職エージェント3選
総合型エージェントは、デザイン業界に限らず幅広い求人を保有しているため、特化型と組み合わせることで選択肢を大きく広げられます。
特化型では見つかりにくい異業種の求人や、未経験者向けの求人を探す際に活用してください。
①リクルートエージェント

項目 | 詳細 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
サービス種別 | 総合型転職エージェント |
主な利用者層 | 未経験者から経験者まで幅広い転職希望者 |
主な機能 | 求人紹介・書類添削・面接対策・条件交渉代行 |
料金 | 無料 |
転職支援実績No.1を掲げる業界最大手のエージェントです。全業界・職種を対象とした圧倒的な求人数が最大の強みで、デザイナーやクリエイティブ職の求人も多数保有しています。
書類添削や面接対策のサポートも充実しており、初めて転職エージェントを利用する方でも安心して使いやすいサービスです。
特化型との組み合わせで「求人の幅を広げる」役割として活用するのが効果的です。異業種からデザイナー職を目指す方や、幅広い選択肢を比較してから判断したい方に向いています。
②doda

項目 | 詳細 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
サービス種別 | 総合型転職エージェント |
主な利用者層 | 幅広い業界・職種の転職希望者(未経験者も対応) |
主な機能 | エージェントサービス・スカウトサービス・書類添削・面接対策 |
料金 | 無料 |
リクルートエージェントに次ぐ規模を持つ総合型エージェントです。エージェントサービスとスカウトサービスを同時に利用できる点が特徴で、自分から求人に応募しながら企業からのアプローチも受けられます。クリエイティブ職の求人も一定数保有しており、未経験から応募可能なデザイナー求人も掲載されています。
エージェントに求人を紹介してもらいながら、スカウト経由でも機会を広げたいという方に適しています。グラフィックデザイナーやWebデザイナーとして転職を検討している方が、特化型との組み合わせで使うのに向いているサービスです。
③ワークポート

項目 | 詳細 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
サービス種別 | IT・Web・クリエイティブ系に強みを持つ総合型転職エージェント |
主な利用者層 | IT・Web業界への転職希望者、未経験からのキャリアチェンジを目指す方 |
主な機能 | 求人紹介・書類添削・面接対策・転職コンシェルジュによるサポート |
料金 | 無料 |
IT・Web・クリエイティブ業界に強みを持つ総合型エージェントです。未経験からの転職サポートに定評があり、専任の転職コンシェルジュがスピーディーに対応する体制が整っています。デザイン未経験からWebデザイナーを目指す方や、異業種からクリエイティブ職へのキャリアチェンジを検討している方にとって、応募機会を確保しやすいサービスです。
経験レベル・職種別のおすすめ組み合わせ

どのエージェントを選ぶかは、自分の経験レベルと希望職種によって変わります。以下のパターンを参考に、自分の状況に近いものを確認してみてください。
複数のエージェントに登録することは一般的に推奨されており、転職成功者の多くが複数社を並行して活用しています。
1社だけに絞ると求人の選択肢が狭まるため、自分の状況に合った特化型1社と総合型1社を基本の組み合わせとして考えると判断しやすくなります。
転職エージェントを最大限活かすためのポートフォリオ・書類準備
エージェントに登録する前後を問わず、ポートフォリオの準備状態が転職活動の進み具合を左右します。書類選考の通過率を高めるために、何をどう準備すればよいかを整理しておきましょう。
デザイナー転職の応募書類は、履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの3点セットが基本です。このうち、採用担当者が最も重視するのはポートフォリオです。どれだけ職務経歴書が整っていても、ポートフォリオで「この人のデザインは使えそうだ」と思ってもらえなければ、書類選考を通過するのは難しくなります。
採用担当者に伝わるポートフォリオの作り方
採用担当者がポートフォリオを見るとき、作品の見た目だけを評価しているわけではありません。デザインの基礎スキル、情報設計力、思考プロセス、担当できる領域の広さ、そしてプロとしての意識。これらを短時間で読み取ろうとしています。
よくある失敗は、制作物の画像と簡単な説明文だけを並べた構成です。見た目の結果は伝わっても、「なぜそのデザインになったのか」「どんな課題を解決しようとしたのか」が伝わらないため、採用担当者は判断材料を得られないまま次の候補者に移ってしまいます。
各作品に必ず記載すべき項目は次の通りです。
- 制作物の概要:何を作ったのか、どんなサービス・プロジェクトの一部か
- 制作期間:どのくらいの期間で完成させたか
- 担当範囲:チームで制作した場合、自分が担当した部分はどこか
- 使用ツール:Figma・Illustrator・Photoshopなど、使用したツールを明記する
- 制作意図(課題と解決策):どんな問題があり、どのようなデザインで解決しようとしたか
掲載作品数は10〜20点程度を目安にしつつ、量より質を優先してください。採用担当者という「ユーザー」が短時間で評価できる構成を意識することが、クリエイターとしての設計力を示すことにもつながります。
エージェントの添削サービスと無料ツールの活用法
ポートフォリオを自分だけで仕上げようとすると、どうしても「自分には当たり前に見えている情報」が抜け落ちがちです。エージェントの添削サービスを活用することで、採用担当者の視点からの客観的なフィードバックを得られます。
マイナビクリエイターは、登録することで無料で利用できるポートフォリオ作成ツール「MATCHBOX」を提供しています。ポートフォリオをゼロから作りたい方や、既存のものをデジタル化して整理したい方にとって、取り組みやすい入口になります。
各エージェントのポートフォリオ添削サービスでは、作品の見せ方や構成の改善点だけでなく、「この企業の採用基準ではどう評価されるか」という観点のフィードバックを受けられることもあります。
書類選考の通過率を上げるためには、自己流で完成させるよりも、早い段階で客観的な目を入れることです。ポートフォリオ添削に対応しているエージェントとして、マイナビクリエイター・Geekly・レバテッククリエイターなどが挙げられます。
エージェント登録から内定までの流れ
エージェントに登録してから内定・入社に至るまでの流れを把握しておくと、転職活動全体のスケジュールを組みやすくなります。また、よくある失敗パターンを事前に知っておくことで、エージェントの提案に振り回されず、自分のペースで活動をコントロールできます。
登録から内定までの7ステップ
転職エージェントを利用した場合の一般的な流れは次の通りです。
活動開始から内定まで平均2〜3ヶ月、入社まではさらに期間を要し、全体では3〜6ヶ月程度が目安とされています。
- Web登録
エージェントの公式サイトから無料で登録します。氏名・連絡先・希望職種などの基本情報を入力するだけで完了します。 - キャリア面談(60〜90分程度)
担当者とオンラインまたは電話で面談します。これまでの経歴・スキル・転職理由・希望条件を共有し、転職活動の方針を一緒に整理します。オンライン対応が主流のため、地方在住の方でも自宅から参加できます。 - 求人紹介・書類添削
面談の内容をもとに、希望に合った求人が紹介されます。デザイナーの場合、ポートフォリオや職務経歴書の添削サポートもこのタイミングで受けられます。 - 応募・書類選考
応募したい企業が決まったら、エージェントが書類を提出します。書類選考の結果が出るまでの期間は企業によって異なります。 - 面接対策・面接
書類選考を通過したら、面接対策のサポートを受けたうえで面接に臨みます。面接の日程調整はエージェントが代行するため、在職中でも現職の勤務時間を気にせず調整できます。 - 内定・条件交渉
内定が出たら、年収や入社日などの条件交渉をエージェントが代行します。自分では言い出しにくい条件面の交渉をプロに任せられるのは、エージェント利用の大きなメリットです。 - 退職手続き・入社
現職の退職手続きを進めながら、入社日の調整を行います。エージェントが退職に関するアドバイスをしてくれることもあります。
在職中に転職活動を行う場合、面接の日程が詰まるほど現職との両立が難しくなります。エージェントに日程調整を任せることで、その負担を大幅に軽減できます。
エージェント利用でよくある失敗パターンと対策
エージェントは転職をサポートする存在ですが、利用の仕方を誤ると思わぬ落とし穴にはまることがあります。よくある失敗パターンと、それぞれの対策を確認しておきましょう。
失敗1:エージェントの提案を鵜呑みにしてしまう
エージェントは採用企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、求職者の希望より企業側のニーズに寄った提案をすることがあります。
転職軸(優先する条件)を事前に明確化し、希望年収は具体的な数字で伝えることが重要です。「なんとなく良さそう」という理由で応募を決めるのは避けてください。
失敗2:複数エージェントへの同時登録で重複応募が起きる
複数のエージェントに登録すると、同じ企業に別々のエージェント経由で応募してしまうケースがあります。
応募企業のリストを自分で管理し、どのエージェント経由で応募したかを記録しておくことが重要です。
失敗3:担当者との相性が合わないまま続けてしまう
担当者の業界知識が不足していたり、コミュニケーションがかみ合わないと感じた場合は、担当変更を申し出ることができます。
遠慮せず変更を依頼することが、主体的な転職活動につながります。
失敗4:求人票と実際の業務内容が乖離している
「デザイナー募集」と書かれていても、実際にはデザイン以外の業務が大半を占めるケースがあります。
エージェント経由で職場の実態(残業時間・離職率・デザイン業務の実際の割合)を事前に確認するよう依頼することが有効です。
失敗5:年収交渉をエージェントに丸投げしてしまう
条件交渉はエージェントが代行しますが、自分の希望を明確に伝えないまま任せると、エージェントの判断で低い条件で決着してしまうことがあります。
希望年収の下限と理由を事前にしっかり伝えておくことが大切です。
デザイナー転職エージェントの選び方とおすすめまとめ
デザイナー向け転職エージェントを選ぶ際の基本は、特化型1社と総合型1社を組み合わせて登録することです。
経験が積まれているデザイナーは特化型を中心に、未経験者やキャリアチェンジを目指す方は総合型を軸にしながら、特化型を補完として加えるのが効率的な進め方です。
今すぐ取るべき行動は、まず自分の転職軸(優先する条件)を整理することです。年収・業界・職種・働き方のうち何を最も重視するかが決まると、エージェント選びの判断がスムーズになります。
次にポートフォリオの現状を確認し、不足している記載項目を補ったうえで、自分の経験レベルと職種に合ったエージェントに登録する。この順番で動き出すことが、転職活動を効率よく進める出発点になります。
経験レベル・職種別の推奨エージェントは次の通りです。まず2社を選んで無料登録から始めてみましょう。
- UI/UXデザイナーとして転職したい方:ReDesigner+リクルートエージェント
- Webデザイナーとして転職したい方:マイナビクリエイター+ワークポート
転職だけが収入アップの方法ではありません!今の仕事を続けながら、スキルを活かして収入を増やす「副業」という選択肢もあります。
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